スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

孤独

私が彼氏でもない人とセックスをしていた理由は、誰でもいいから必要とされたかったから。
「こいつはヤれるから連絡をとっておこう」と思われたかった。
それ以外、私の価値がわからなかった。
必要とされないことが怖かったし、何にも興味が湧かなくて、生きてる意味が分からなかった。
でも死ぬのも怖くて、何もできなかったけど、私が女であるだけで求めてくれる人もいることに気付いた。
普通の女なら誰構わずヤったりしない。
でも私にはそれが出来たから、それを理由に必要とされるだけでも幸せだった。
身体に価値なんて、それくらいしかない。
中身の価値なんて、私には解らない、見付からない、信じられない。
頭くるってた。
でも今は身体じゃなく心を求めてくれる人がいるから、セックスにしがみつきたくない。
私には価値がないの、何もない。
今でも少しそう思う。
レンが私の心まで支配しようとしてると分かった時、すごく嬉しかった。
私の人間性や過去を受け入れてくれるかは分からないけど、それでも私自身を傍に置いておこうとしてくれる姿勢が、すごくすごく嬉しい。
今はそれだけで生きていける。
レンが居れば良い。

「言っとくけど俺〇〇のこと本気だから」
来年の春になったら、同棲するかもしれない。
レンと一生を共にする覚悟が、私にあるだろうか。
でも無くしたくないかけがえない存在。
支配されるならとことん支配されたい。
必要とされたい。

調停の書類が妻から送られてきたらしい。
家庭裁判所で話し合いをするみたい。
レンはもう妻とは戻る気はなく、離婚するらしい。
これで丸く収まればいいけど養育費のことは問題ありかもしれない。
レンは勝手に出ていった奴に出す金はないと言ってるけど、常識人から見たら払うべき関係にある。
どうなるのかな。
フリーターに請求できるのか分からないけど。

理想

私の理想の人に限りなく近いレン。
細くて、黒が似合って、シルバーが似合って、熱帯魚が好きで、ややインドアで、精神的に大人で、自立してて、個性的で、友達が少なくて、機械に強くて、独りが好きで、安定を求めてて、セックスは上手いのに淡白で、学問以外に博識で、精神分析がうまくて、でも不器用で、クールで、女性に優しくて、なよなよしく見えてもほんとは強くて、スピリチュアルなことも多少は信じてて、自分の世界を持ってて、やや病んでる。
そんな人が私に「愛してる」と囁く。
レンにも欠点はいくつかあるけど、今のこの状況に怖くて鳥肌がたつ。

検査

さんざん中出しされたからさすがに危ないと思って検査薬を購入。
買うの恥ずかしかった。
レンは結婚したいと思ったから子どもも欲しくて中に出したみたいだけど、「よく考えたらまだふたりの時間も欲しいね♪」て言ってたから出来ちゃったらおろす方向。
なんつーノリ。
家庭に憧れすぎだよ、ちゃんと考えないとせっかく作った家庭もすぐ壊れるのに。
レンはピルを飲むようにすすめてくるけど、それって診察料も薬代も私もちだろうからなんか不公平。
俺様だな。
今日、いざ検査してみたら出来てなかった。
よかったのかな、一応。
レンと結婚か…考えるとなんか怖いな。
フリーターだし収入もそんなにないから共働きだし。
うん…

愛の正体

レンのために全てを捧げることはできない。
なぜなら私だって人間だから自分の欲を満たしたいもの。
甘い言葉や温い優しさが欲しい。
変わらず傍にいてくれるパートナーが欲しい。
私という人間を、愛してほしい。
共同生活のパートナーが欲しいわけじゃない。
レンが今欲しいのは共同生活のパートナーじゃない?
きっとまだ彼は妻を愛してる。
なんとも思ってないと言いつつ、心の底ではまた彼女と暮らしたいと思っているだろう。
生涯共に歩みたいと思ったからこそ結婚して子供まで作ったんだろうし。
若いのに出来婚じゃないからすごいと思う。
てかまた名前間違えられたんだよ、いい加減にしてほしい。
「二年もいっしょに居たからしょうがない」とレンは言うけど、私だって二年半付き合った彼氏がいるけど名前を間違えたことは一度もないよ。
ただの言い訳じゃないか。
もし自分が間違えられたら激怒するだろうくせに。
「〇〇は今までで一番相性がいいと思うよ」と言われても、それでもレンには一生好きで居続けると心に誓った初恋の人がいるし、相性がいいのは私がへこへこしてるから居心地が好いだけなんだ。
現にレンは「〇〇には俺を魅了し続けるものがないんだよなぁ。すぐ飽きちゃうと思う」と言っていた。
レンの口から降る愛とか好意は、私がレンを好きで尽くすから生まれるものであって、私が尽くさなくなったら簡単に消えるものだろう。
なんだかとても疲れた。
<<prev next>>
カレンダー
<< 2009年09月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
アーカイブ