不完全な白

妻へのDV

レンが元妻に暴力を振るったのは一回だけじゃないらしい。
週に二回くらいのペースだとか。
てことは週に二回はキレてたってこと。
キレると必ず妻に手をあげて、時には足や道具を使ってボコボコにしてたんだって。
だから妻の身体には痣がいつもあった。
レンはそれを自分が悪いわけじゃないように話してた。
かわいそすぎる。
相手がレンじゃなかったら元妻は叱られるだけで済んだだろうに。
レン「今まで妻以外の女に手をあげたことはないし、元カノに俺がDVしたって話したら信じられないって言ってたもん。それくらい、妻には俺に手をあげさせる要素があったってことだよ」
そうかもしれないけど、元々喧嘩とかを好むレンだからこそ、殴ったんだと思うよ。
二人はどっちにしろ一緒に居るべきじゃなかったんだ。
レン「妻は苦笑いが多い人だった。だから俺はきっと、そのせいで信じられなくなってたのかもね。でも殴られても一緒に居た妻は、よっぽど俺が好きだったんだろうな〜」
レンは物事を都合良く考えすぎだ。
妻はきっと逃げられなかっただけだよ。
私は第三者だから、本当のことは分からないけど。
てかなんで結婚したんだろ。
妻はなんで一緒に居れたんだろ。
わからん。