2009-12-8 14:49
土曜の夜にレンが高熱を出して、緊急医に行った。
てかその前に別れそうになった。
朝、カッパさんとレンと私で買い物に出掛けて、夕方くらいまで外に居た。
レンは多分、カッパさんに気を使って元気なふりをしてた。
でも帰ったらレンは黙り込んで、「あのさ……………別れて。」「………なんで?」「疲れた、〇〇と居ると疲れる」
ついさっきまで愛してるよとか言ってたのに、その程度の気持ちだったのかな、と思った私は、「わかった」と荷物をまとめ始めた。
レン「帰るの?」
私「うん」
レン「どこに」
私「自分家だよ」
レン「明日帰りなよ」
私「別れるのに居る必要ないよ」
レンは泣き出して、「〇〇は何にも変わってないよ、俺は欲しいものも我慢して〇〇の機嫌とって、具合悪くても病院にすら行けないし、〇〇は気付きもしないし心配もしてくれない、愛がまったくない。俺は甘えることも許されないの?俺に何をしてくれた?なにもしてくれてないよ」と言ってしばらく泣いていた。
心の中で、ほっとしていた。
別れようと言われて、安心していた。
解決なんてしなくていいから、このまま別れたい。
レンと居ると、空の青さも忘れるほど、余裕がなくなってしまう。
私が出ていこうとすると、「〇〇はこれでいいの?逃げんの?」と引き留められた。
私「私が居ない方が楽になるよ」
レン「俺は〇〇のこと愛してるよ、愛してるけど、〇〇から愛が伝わってこないから苦しいんだよ、努力すんのが嫌だからって逃げんの?」
別れたいって言い出したのはレンなのに。
第一、愛って努力で繋ぎ止めるものでもないのに。
レン「〇〇は俺がパソコン欲しいとか魚欲しいとか言っても、今度買おうとかはぐらかして、俺が欲しいもの全部我慢させて、なんなの?いざとなったら私が支えてあげるから飼いなよ、とか薦めてくれないわけ?俺が疲れてるって分かったなら、労ってよ。カッパさんですら栄養ドリンク買ってきてくれたよ。そういう些細なことでいいから、俺に愛を示してよ」
私「お金ないのに無責任に飼いなよ、なんて言えないよ。今、父親の仕事がうまくいってなくて、仕送りが止まってるの、だから助けられるか分からないよ」
一応、それでレンの気は収まったらしく、ごめんね、俺のわがままだったねと言って抱き寄せられた。
そのあと愛の確認とかいってセックスして、レンは力尽きたように高熱を出した。
39度も出て、身体の節々が痛いといって、唸りながら眠っていた。
それから緊急に行って、薬もらって、帰ってきて、あったかくして寝かせた。
レンは、怖い。
繊細で、人一倍敏感で、理屈付けが上手い。
私には手に終えないし、答えられない。