友達

学生時代の友達って大事だな、と最近つくづく思う。
どうして私はこんなに友達が少ないのか考えたらまぁ簡単なことだった。
つるむのが苦手だったうえに自分から離れてるからだ。
小学校の時の友達なんかもう誰とも連絡とってない。
中学は2人、連絡とれるかとれないかだし。
高校は先輩含め5人連絡とれればいいほう。
親しかった子はほとんど転校してしまって連絡先が分からないし。
粗末な人間関係だよ。
でもなつかしいな。
もっと色んな人と仲良くしておけばよかったと思う反面、いい人が居なかったからしょうがないとも思う。
人間関係ってむずかしい。
とくに中、高の女は細かいことでうるさいから付き合いが大変だった。
変な派閥みたいなグループもあるし。
個々の付き合いよりみんなでつるんで初めて友達みたいなとこがあった。
高校の時、グループ内のいざこざがあって付き合いきれなくなった私は結局一人になって、その時いっしょに居てくれたのがその時の彼氏の勇樹だった。
いざこざが治まったのはグループのリーダー的な子と私が仲直りしたころで、高校生活も終盤に差し掛かってた。
女はめんどくさい、って一番感じたのが高校だったけど、結局その子とは女友達の中で今一番仲がいい。
高校生活の約半分以上を共にした彼氏はかけがえない存在だったし、絆も深かったと思う。
だから元彼にこんなに執着してるんだろうと思う。
一人でいないでさっさと妥協して友達といればよかったよ。
勇樹の存在は大きすぎる。
彼氏は一時、友達は一生なのかな。
だったら一番大切な人とは、一生友達のままでいい。
彼氏になんてしたくない。