今日は七夕です。
福島をはじめ東北各地いろんなところで七夕祭りはやっていたようです。
田村では外に生えている竹を室内に入れて飾るのは〜。
という観点からスーパーなどではプラスチックの笹に短冊をつるしていました。
児童施設などでは大きな壁面装飾の竹を作って貼ったり、新聞紙で大きな竹を子供達と作ったりしてそれに短冊を飾りました。
子供たちの願い事の多くは
『大きくなったらパティシエになれますように』
『お金持ちになりたい』
『オモチャが欲しいな』
『プリキュアになりたい』
『ゴーカイジャーみたいになりたい』
など震災前と変わらない子供らしいものが多かったです。
でも中には
『立派な看護婦さんになれますように』
『じえいたいになってたくさんのひとをたすけたいです』
などもありました。
スーパーで飾られていた一般の人も吊るした願い事には
「とみおかまちにはやくかえれますように」
「みんながひばくしていませんように」
「げんぱつじこがはやくおわりますように」
というのもやっぱりあって、ここも曲がりなりにも被災地なのだなと思ったのでした。
七夕では空にかかるカササギの橋が天の川に橋をかけて織姫と彦星を出会わせると言います。
今日も行きに出会った一時帰宅の人達のバス。
彼等を大事な故郷と出会わせてくれる橋はいつかかるのでしょうか?
田村は残念ながら雲が多く、天の川を見ることができませんでした。
でも、雲の上では織姫と彦星もきっと出会えているでしょうね。
早く避難されている全て方が故郷に戻り人が大好きな人と、笑顔で暮らせる日が来ることを、私は短冊に書いて願いました。
なお、有名な仙台七夕は旧暦で行われるので8月です。
今年も例年より規模は若干縮小されるものの行われるそうなので、良ければ足をお運び下さい。