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十五夜の筈だったけど

今日は十五夜の筈でしたが多分、全国的に雨でしたよね。
福島も、午前中は結構晴れていたのですが、午後から雲が多くなってきていて、今はどしゃぶりの雨です。
今、関東あたりを台風が来ているそうなので、明日あたりがこちらはピークかも。
でも、一時、雨が止んだ時雲間から少〜しだけ月が見えたので写真撮ってみました。
雰囲気だけでも。

今日の閲覧者数を見ていたらいつもよりかなり多い。
どうやら
「福島」「まるごと博」で検索していらしている様子。
「まるごと博」な時点で武田氏の関連の方かと思われますが正式名称は何度も言っていますが
「こでらんに博」ですよ。
こちらの方言でいわゆる「こたえられない=たまらない、最高だ」の意味です。
「まるごと博」で検索すると8割が武田氏のブログ関係で出ますが「こでらんに博」で検索すると福島の頑張る人達のイベントが見られます。
これをきっかけに「こでらんに博」に興味を持ってもらえたら勝ち、ですかね。

さてさて、武田氏の呼びかけに答えて「会場」でピケを張って開催中止を訴えた方はいたのでしょうか?
呼びかけた以上他人にやれというのではなく自分が来て、先頭に立つべきだと思いますが、ご自分は別の所で楽しく研修されてきたご様子。
もう、自分が書いたブログのことも、福島の人達の心も忘れているのかもしれませんね。

私は絶対に忘れませんけど。


でも、いつまでも嫌な事を考えていても仕方がないので、特に何もなければ明日からはこの話題は止めます。
そろそろコードF−3の他のレポートも書かないとなあ〜。

武田氏の言っているのはこういう事 こでらんに博について

私はダイエットをしています。
だから大好きなケーキもカレーもパンも必死の覚悟で我慢しています。
そんなある日友人が
「とっても美味しいケーキ屋さんでケーキバイキングしているから行こう!」
と誘いました。
そこはダイエットを始めるまでは大好きな店。
美味しいのは解っています。
でも肥るのが怖い。
特に低糖質ダイエットはちゃんとやらないとリバウンドもしやすいので私は断り友人も解ってくれました。

ところが、ある人は言うのです。
「ケーキは糖質の固まりであり、糖尿病や肥満の原因だ!」
「子供達に食べさせたらいつか虫歯や病気が発生する。ケーキバイキングの店は即刻営業を提出しろ!」

その店を営業している人の事も、そのケーキ屋さんを普通に利用している人の事もそのケーキ屋さんの子供の事もまったく考えない人がこんなこと言ったらどう思いますか?
おかしいと思いませんか?

ケーキが肥満や病気のモトだと思うならケーキ屋さんに来なければいいですし、時々食べてもいい、あんまり体重なんか気にしないという人は、美味しいケーキを食べればいい。

そういうものではないでしょうか?

被ばくと肥満を同一視するなと言われそうですが現代のリスクとしてはある意味同じです。

ただ肥満はある程度自己責任ですが被ばくはそうではないだけです。

それに毎日ケーキを作っている人は食べる人を肥満にしたいと思ってケーキを作っているでしょうか?
当然そんな事はなく、自分のできる事でたくさんの人を喜ばせたい。
美味しいものを食べてもらいたいと思ってのはずです。

それを
「肥満のモト、糖尿病や病気のモトを作る障害罪だ!」
と言ったらどう思われますか?


武田氏の言うこでらんに博の事はこういう事です。
あれから一日。
「まるごと博」を自重せよのブログはずいぶん拡散されているようですが、私のブログに来て下さる方はそういう方は少ないと思いますが、何も考えないで拡散されている方。
自分自身でよく考えてください。

お願いします。


ケーキ屋さん
例えが悪くてごめんなさい。

「福島こでらんに博」のご紹介

福島市で10月から「福島こでらんに博」が開かれます。
この「こでらんに博」は以前ご紹介した東北観光博と似た形で、福島市全土を博覧会のパビリオンに見立てていろんなイベントを行い、福島県の秋を楽しんでもらおうというものです。
特にオープニングイベントとか、会場を決めてやるわけではなく、逆に言えば福島市の全てが会場。だから「まるごと博」と表現する時もあります。

果物狩りや音楽イベント、餃子博やスカイスポーツイベントなど秋のイベント全てを「福島こでらんに博」と関連付けてスタンプラリーなどを行うものです。
いわば観光キャンペーンです。
ちょっとググるだけでもわかりますよ。
10月から11月くらいがイベントのメインで毎週いろんなところでイベントをやっています。
好きなイベントの時に好きな場所に行けばいいのですが…


ちなみに今日の武田氏のブログに

「緊急呼びかけ! 福島「まるごと博」の自重を求む!」
という記事が載せられてしまっています。

「このようなことをすると放射線障害が出る可能性が高く、そうすると福島市の人は傷害罪と同じです」


「まるごと博」の会場前でデモをしてピケを張ってください。自分が被曝を避けられないから、他人を被曝させるというのは日本人の気持ちではありません。」
「福島市の皆さん! 苦しいことは分かるつもりですし、除染もできるだけ早くやって綺麗な福島を取り戻すために私も全力を挙げます。でも、被曝者を増やすことは賛成できません。


是非、中止してください。原子力関係者、お医者さん、教育関係者、公務員の皆さん、協力してください。健康を守り、法令を守ること、それはとても大切なことです。他人を法令違反の範囲に呼び込んでお金を儲けても何もなりません。辛い反省の一生が残るだけです。」



ふざけんな!!!
です。

震災以降私が知る限り、武田氏が福島に来たのはほんの指折り数えるほどの講演会だけ。
ある程度の提言が公開され、参考になったこともありますがそれ以上に福島県を貶めています。
その地に住んでいる人に対して失礼な話です。
そもそも「まるごと博」ってなんですか?
正式名称も趣旨も解らず「会場」なんてないのに会場でピケを貼れとはいったいどういう事なのか。
きっと、たまたま新聞で見たからというだけでしょうね。

福島市では震災後たくさんイベントが行われいています。
それは「こでらんに博」だけにかぎりません。
わらじ祭りや、復興祈願花火大会。コードF。
IRAの競馬だって震災後中止されていたのが今は再開されています。
それら全てが他の人に放射線障害を強いる傷害罪だというのでしょうか?

イベントは別に参加を強いるものではありません。
極端な話。来たくない人や被ばくが気になる人は来なければいいんです
福島が怖いというのであれば無理に来てくれなどとは誰も言いません。
もし福島を応援してくれるなら、福島の美しい自然や美味しいものを楽しんで欲しい。
福島を被ばく地ではなく、人々が今も当たり前に生きる土地なのだと解って欲しい。
そして福島で頑張っている人達に元気を与えたい。
そう言うものです。
なんでもかんでも「風評被害」というのは好きではありませんが、福島を一纏めにして本当の意味での風評被害を広めている人に言われたくはありません。

福島に住む者は祭りをしてもいけないというのでしょうか?


まあ、これをきっかけに「こでらんに博」がより全国に知れ渡るかもしれませんね。
私の目当ては土湯温泉の
「渡邉治右衛門からの挑戦状 「秋の段」
コードFをお手本にしての謎解きイベントのようです。
参加したらレポートしますね。

五年先の夢

私が震災直後、このブログを始めて間もなく、誓った事があります。
このブログが終わる日は大熊町の人達が故郷に帰れた日。
それまで福島の震災は終わらないから、と。

しかし、その日は少なくともあと3年半後になりそうです。
先日浪江町や双葉町が5年間は故郷に帰れず、帰らないという事を議会で採択しましたが、先日大熊町も5年間は街に戻らないという方針を議会で採択したのだそうです。
正確には帰れない。
避難区域再編で一部は帰還可能な場所があるものの、除染やインフラの整備が進まない中、戻って元の生活を送ることはできない。
だから、5年間は町全体が戻らず、戻る時はみんな一緒に。
ということでした。
先日のNHKのテレビでもやったそうですが、90代のお年寄りなどは
「もう故郷に戻れない」
と涙ぐんでいたとか。
ひょっとしたらその女性は田村の避難所にいたかもしれない。
そう思うと他人事ではないし、切ない思いになります。

5年というのは過ぎてしまえば短いと感じるかもしれませんが、待つには長い長い時間です。
その時間を仮設で過ごすことはあまりにも辛いでしょうから、仮の街の構想も新たに始まるのかもしれません。
それに5年が過ぎて、故郷に戻れたとしてもかつてと同じ生活に戻ることは決してないのです。
ほんの30km先の町に襲いかかった災害は、何かが違っていれば私達の身に降り注いでいたこと。
けっして他人事ではありません。

いつか本当にその日が来るまで、私達は私達にできることで浜通りを応援し、支えていかなくてはならないと思うのです。
いつか、一緒に5年後の夢を見る為に。

福島で咲くコスモス

ちょっと変わったコスモスを紹介します。
一つの花に2色の色が入っているコスモスです。
品種はごく普通のコスモス。
周りは白やピンク、濃いピンクなどが殆どです。
ちょっと可愛いですよね。

これは放射能による突然変異!
などでは勿論なく、私が数年前から庭のコスモスで悪戯してたからだと思うのです。
白とピンクの花をくっつけてパフパフ。
濃いピンクと白をくっつけてパフパフ。
全部の花をやっていたわけではないし、その種をとっておいたわけでもないのですが花が終わり、種が落ちて自然に咲いた花の中にその種がきっとあったのだと思います。
珍しい、とちょっと見に来る人もいます。

ひょっとしたらコスモスは皆と同じ色で咲きたかったのかもしれないですけど、違って生まれたことに文句を言ったりせずに福島の大地に誇らしげに咲いています。
私の大好きな歌
「世界に一つだけの花」
のようにオンリーワンであることに胸を張って。

私も負けないように真っ直ぐに顔をあげて生きて行きたいな、と思いました。
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