明日というか今日ですがブログをお休みします。
ひょっとしたら、明後日も。
友達と一緒に小さなパーティをすることになっています。
震災を支えてくれた仲間と思いっきり遊んで遊んで、6月誕生日と5月誕生日と、4月誕生日だった友人の誕生祝を皆でする予定です。
正直、地獄のような震災直後、また、皆と再会するんだ。
一緒に遊ぶんだ。
それを心の支えにして生きてこられたような気がします。
本当に楽しみです。
その間にちょっとまた暴言と言うかを一つ。
現在、ホットスポットと言う言葉が話題になっていますね。
周囲に比べて異常に放射能数値が高い場所の事です。
風向きなどの関係で距離などと関係なく発生するこのホットスポットですが、それ以前の問題として茨城、栃木などの北関東、さらに埼玉にも実はすでにかなりの放射性物質が降り注いでいると言う話があるのです。
先週見たテレビでですが、東京都のある公園での数値は0.6マイクロシーベルト。
他にも0.3〜0.5マイクロシーベルトの場所があると言います。
この数値は田村市で言うなら警戒区域の都路村並。
避難区域外で言うなら一番近い常葉町と同等か、それより高い数値になります。現在文科省が出している調査数値は福島市で計測しているので、他のエリアよりも桁二つ以上違うのですが、福島は広いのでかなり数値の差が出るのです。
その為、現在福島からだけではなく、東京や埼玉からでさえ沖縄に自主避難する人達が増えていると言います。
放射能は目に見えないから怖い。
だから逃げる。
子供の事を思えばそれは確かにある種の選択でありそれをどうこう言うつもりもありません。
ただ、福島だけを生贄の羊のように「原発の被災地」と見ることはもう現実的ではないような気がします。
例え、どんなに騒ごうと何をしようと、東電の不手際や政府の対応の遅さとかを責めても時は戻らず、海に、空に放出された放射性物質は消えません。
それがどんな影響をもたらすかは本当に、今の時点では解らないのです。
福島は原発被災地で或る分、東京よりはきめ細かいデータ観測などを行っています。
当初から地上50センチメートルで測定を行い自治体レベルで土の除去をし、放射能のデータなども集めてその上で窓の開閉や、エアコンの設置なども行なっています。
マスク着用の指導、プールの使用禁止などの対応もしており子供たち自身も放射能に気を付ける生活を心がけるようになりました。
だからむしろそう言う意識が徹底されていない地域の方が、長期的に見て被ばくを高く受けてしまう可能性はないでしょうか?
前にも冗談で言ったことがありますが
「毎日の放射能数値が花粉情報のように公開され、高い日には注意してマスクや長袖を身に着ける。
放射能に負けない料理が話題になり、病気の発生率は低くは無いが、健康診断をこまめに受けるので完治率は高い。
結果一番の長寿県に」
そんなことが起こりえないとは限りません。
皆さんを不安な気持ちにさせたいわけではなく、ただ誇りを持って生きていけるように。
これからを生きていく子供たちが少しでも不安な気持ちを減らして元気に生きていけるように。
私達はそろそろ頭を切り替える時ではないのでしょうか。
「放射能の無い生活」から
「放射能と一緒に生きる生活」へ。
放射能を無いものとしてみたり、怖がって逃げるばかりではなく、ちゃんと向き合って対処していけるように。