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消えた線量計の謎

調べてみた所、市内の全小学校、中学校、公立幼稚園、保育所、児童施設全てに簡易線量計が配布されているのは田村市独自の動きらしいです。
日本科学技術振興財団というところに独自に申し込み借り受けたのだとか。
普通学校の授業とかで使うもので簡易タイプなので計測数値にややバラつきはあるものの、高いと思われるところは高く、屋内にはちゃんと低い数値が出るので現在の目安を把握するには効果があるようです。

郡山、福島など特に数値の高い所には配布されているようですが、田村市が借りられたのは原発から近いからでしょうか?

全県的な動きとしては積算線量を調べるポケット線量計が来週くらいから配布され、先生の代表が携帯するようになるとか。
ということはいわゆるガイガーカウンターではない、線量計なのかもしれません。なんでもいいから早く配って欲しいと思います。
数値を自分の目で確められる効果は間違いなくあるはずです。


現在、福島県では文科省や国の指示など当てにせず、それぞれに放射能対策などに自治体が動き始めています。
代表的なものでは土壌除去と夏休みの延長、扇風機、クーラーなどの購入でしょうか?
ここ数日の気温は25度を超えています。
正直、締め切った室内にいたら正気を失うレベル。
簡易線量計で空間線量を計りつつ、窓を開けて空気を通したという話を聞いています。
でも窓を開けるのは心配。
故に扇風機、クーラーを充実させることにしたというのは子供達にとっても良い話だと思います。

幸いな事に郡山に続いて他の市町村も土壌除去に踏み切ってくれたことも、嬉しい話だと思います。

でもコメントにありましたが、外国から万単位の数の線量計が贈られたという話があります。
福島の小学校、中学校、高校、特殊学校を足しても全部で1000校弱。
保育所、幼稚園、児童館を足してもほぼ同数。
無認可園を加えても3000程度なのに、何故線量計を全部に送れないのでしょうか?

消えた線量計の謎は、ミステリーでも何でもない国の怠慢に他ならないとは解っていますけれどね。

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