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花と人の風評被害

今日は母の日でした。
最近は小学校や幼稚園でも母や父の日を特にイベントにしない所が多いようです。
母子家庭、父子家庭も少なくないですからね。
ただ、今年の母の日は被災地では例年といろいろ違う意味合いを持っているようです。
浜通りの方では失った方への花を捧げる姿も見られたとか。家族の大切さ、命の大切さを改めて感じることになったと思います。
ただ、少し、思う事が。

Yahooニュースで母の日に合わせ、福島産のカーネーションを販売すると言うのを見ました。
米がおまけにつき、野菜も同時販売。
その記事に関してのコメントが私の見た限りでは「福島産の花を嫌いな義母に贈ったら〜」とか「放射性物質を拡散させるのか」とか否定的なものばかりでした。
ひょっとしたら応援してくれていたものもあったのかもしれないですけど。

野菜に関してはいろいろ複雑な思いはあるものの、心配であるなら買わないと言う選択肢を消費者の方が選ぶのは正しいと思います。風評被害ではなく、実質汚染されているだろう。という意見も間違っていないだろうなとも。
でも、花までダメですか?

米はまだ今年の分は作付けされてないのですから、去年のものです。
それもダメでしょうか?

これは本当の風評被害のような気がします。


因みに私も母の日に細やかな贈り物はしました。
喜んでくれたのが嬉しかったです。

予定していた旅行のプレゼントはそれどころじゃないし、イヤな事言われたらやだと取消ましたが…

春の雪かき

文部省が校庭表土の入れ替え実験を行うそうです。
やらないよりはましだと思いますが、根本的な解決にはなってない気が。
それなら、表土除去をした学校を評価して、処分を手伝った方がいいような気もするのですが、それでも今まで頑なに大丈夫、大丈夫と言い続けてきた文部科学省が対策に乗り出したのはよいことだと思います。

処理は早い方がいい。
綺麗にした後、また降ってくる可能性はまだあるのですが、こういうのは雪と同じで、また降るからと雪は気をしなくていいわけでは無く、一度雪かきをしておけば後で雪が解けるのも早い。
できるならやった方がいいのは自明の理です。
少しでも、後々過ごしやすくなるようにできることは全部やって欲しいと思います。
一応雪国のはしくれですからね、その辺は理解しています。
でも一番取らなきゃならない雪は上の人達の頑なな心の雪じゃないかと思うのですが。

明日、また放射性物質が放出される可能性があるとの話。

春爛漫なのに福島の春はまだ遠い話しのようです。

外で遊ぼう

田村市では中学、高校の部活動風景を見かけるようになりました。
時折、野球部の掛け声を聞いたり、ランニングをしている学生の笑い声も聞かれるようになりました。
マスクをしている人もそれほど多くなく、小学校でも時間を決めて戸外遊びの時間を設けているようです。

現在の田村市の環境放射能数値は0.2〜0.5マイクロシーベルト。
建物内では0.1を切ることもあるようです。
ただ、校庭の0.01m測定では0.5〜1、吹き溜まりのようなところでは2になることもありやはり放射性物質が下に溜まると言うことの裏付けになっているようだとのことでした。

このような調査結果を踏まえ例年、春に行われている運動会は秋に延期。
プール掃除などは今後、検討していくとのことですが、遠足や色々な活動も少しずつ行われていくことになりそうです。

まだ、いろいろ心配は多いですが、良いことなのだと思います。

多分。
子供たちはみんな外が大好きです。

私達大人が注意しながら、できるだけ子供達に負担をかけないように見守って行きたいです。
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