ここは原発最前線の町

もうすぐ、大震災の日から２カ月が経過します。

今までブログは基本的に朝と夜、更新していましたが、今後は夜をメインに更新していきたいと思います。
日常生活がほぼ完全に回復したことが一つ。
（ネタが無くなってきたとも言う＾＾；）
そして、いつまでも被災地の顔をしていてはいけないということが一つです。
一部警戒地域を抱える市とはいえ、田村市は本当の意味で大震災の被害は殆ど受けていません。
家が壊れたとかは勿論あっても、死者も行方不明者も無く、普通の生活にほぼ戻れている私達。
これからはむしろ、周辺の町や人々と協力して復興の手助けをしてく必要こそあると思うのです。

田村市は現在避難所は二つ
３００人前後の方がいらっしゃいます。警戒地域の人や移動できなかった大熊、双葉の方が僅かに残っているようです。
個人的には飯館村の方とか計画避難地域の方がおいでになればとも思いますが、距離的に言うと飯館村より田村市の方が原発には近いですから。
より原発に近い場所に避難と言うのはやはり難しいのでしょうね。

そんな中で、私達にできることはもう多くはありません。

原発最前線、というタイトルも、もう少し違うかもしれません。

でも福島県民として、当事者としてこの地でしか見えないことは多分あると思うので、そんな日常の事をこれからも発信していきたいと思います。
たくさんの拍手やコメントを頂き、いつもありがとうございます。
本当ならそれに一つ一つお礼を言うところなのに、そんな余裕も当初は無くすみません。

このブログを閉じるのは原発が完全に落ち着いて大熊町の避難された方々が町に戻れた日と決めています。

できればその日まで、良ければお付き合いくださいませ。