昨日、TOKIOのメンバーが浪江町の皆さんを武道館のコンサートに招待したと言う話を聞き、久しぶりに本当に暖かい気持ちになれました。
浪江町は津波被害と警戒区域と計画避難域を抱える今回の大きな被災地です。
会場に福島県産の薔薇を飾ってくれたというTOKIOのメンバーの優しさや思いやりに、きっとコンサートに招待された方達も元気を貰ったと思います。
いずれ、放送されると期待していますが、ニュースで見た中で私が一番期待しているのは
「土壌改良が必要なら僕らがやってもいい。政府がやるよりは僕らがやる方がメッセージになる。僕らの村なので僕らが取り戻したい。行きたい」
と言ってくれたと言うメンバーの言葉。
この言葉や彼らの行動が福島県や人々を動かして、福島の途上改良とか除染が進んでくれたらいいと思うのです。
福島の土壌改良や除染の話は、市民レベルで話されてはいても積極的な動きはまだありません。
やりたい思いはあっても、除いた土やその他の処分の関係が形にならないとせっかく土を除去したのに学校の横に積むしかない郡山や伊達のようになってしまうのです。
本格的な処分場を造るとかにはどうしても、国や最低でも県単位の力が要ります。
でも、上は何一つそういうことをしてくれないのです。
それをできる人が動いてくれたら、事態はずっといい方向に進むはずなのに、です。
だから、TOKIOのメンバーが声を上げてくれたことがとても嬉しいです。
彼等や、支えてくれる多くの方たちと一緒に、福島の復興にもっと私達も働きたいと願わずにはいられません。
土壌改良には向日葵や菜の花が、と言うのは有名な話。
DASH村に菜の花を植えるプロジェクトとかあるかもしれません。
いつか福島の菜の花や薔薇、ほかの花達が復興のシンボルとなってくれればいいなと思います。