白米とは、玄米から糠(ぬか)および胚芽(はいが)を取り除いた状態のもので、日本人の食生活において最も親しみのあるお米です。また、玄米から糠を削り落として白米にする作業を精米と呼びます。

これには、でんぷんと水分が多く含まれていて、炊くとふっくらモチモチとした食感になります。

でんぷん以外のビタミン・ミネラルなどは、取り除かれた糠や胚芽に多く含まれるため栄養面では偏っています。また、玄米に比べて炊飯の手間が少ないことも白米の長所です。

玄米は、稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を取り除いた状態のもので、精米する前のお米です。

周りを糠に覆われているため、茶色い色をしています。白米と比べるとビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでいるため、白米よりも栄養面で優れています。

しかし、固くて粘りに欠けるとともに、食感も良くないため、そのまま食べるためには不向きです。 このため、一般的な電器炊飯器ではなく、圧力釜で炊く方と美味しく食べることができます。 また、最近では玄米炊飯用の機能が付いた炊飯器が増えてきていますし、そのままでは食べにくいため、玄米フレークや玄米ビスケットなど様々な加工食品が販売されております。

痩せるための正しい食事制限のあり方