犬選びのポイントはライフスタイルに合った犬を求めることです。具体的には、犬種別の特徴や傾向を理解して、生活環境とマッチングさせることです。

一口に犬と言っても、その種類はさまざまです。元々、犬は人間がある目的を持ってつくりだしたもので、外見だけでなく性質もそれぞれ異なります。

このため、外見が気に入ったからだけではなく、性質までじっくり調べてから選びましょう。

人間同様、犬の性格にも個性があります。同じ種類の犬でも、温和だったり、やんちゃだったりと様々です。

また、犬種が元来持ち合わせている基本的な性格とはかなり異なった性格の犬もおります。この時に、その犬の個性を受け入れて何かの縁だと思えるか否かが問題です。

自分が犬を飼う目的や条件と照らし合わせ、住環境やライフスタイルに見合った犬種を選ぶことが、お互いに幸せに暮らしていくための第一歩となります。

また、犬は外見上の印象と、実際の性質が違うことが多々あります。よく勘違いされるのは、「大きさ」と性格を結び付けることです。

小型犬だから大人しくて従順だと思って飼ってみると、子供を噛む癖に悩まされる例も多くあります。体の大きさと性格は比例していませんし、住環境と合わない犬選びは、重大な問題を引き起こしかねませんので、十分な注意が必要です。

また、マンションだから小型犬、庭があるから大型犬と決めつけるのも乱暴すぎる考え方でしょう。

大型犬でも、朝夕十分に散歩に出せるようなら、室内で一緒に暮らせます。肝心なのは、スペースではなく運動量です。

ペットショップで最初に寄ってきた子を買うのではなく、しっかりした下調べのもとで、ライフスタイルに合った犬を選ぶことがなによりも大切なのです。

犬がストレスを感じるとき