男性ホルモンと抜け毛との関係

抜け毛に直接影響を及ぼすのが毛母細胞の働きです。毛母細胞が働きをやめると直ちに毛髪が抜けてしまいます。

この毛母細胞は老化によっても弱くなるため、仕方が無い面もありますが、老化ではなく、別の原因であれば改善することは可能です。

ジヒドロテストステロンというホルモンは、αリダクターゼという酵素によってテストステロンが変換される事で生成されます。

このジヒドロテストステロンが、髪のサイクルを乱す大きな原因になっていると言われております。

ジヒドロテストステロンが作用しやすい部位としてあげられるのが額より上、つまりM字部分と呼ばれる箇所です。

頭頂部の薄毛にも男性ホルモンは関与していますが、特にM字型の薄毛に関しては男性ホルモンが直接の原因であると言えます。

ジヒドロテストステロンは毛母細胞の働きを阻害し、それによって健康な毛髪を作る事が出来なくなってしまいます。

そうなると本来なら数年間はあるはずの髪の毛の寿命が短くなってしまい、本来よりも速く抜けてしまう事で結果的に薄毛となります。

しかし、ジヒドロテストステロンが全ての毛母細胞に対してこのような作用を持つかというと、必ずしもそうではありません。

毛母細胞には受容体というものがあり、男性ホルモンの影響はこれを介して受けられると考えられています。

これには個人差があるため、悪玉男性ホルモンが大量に分泌されていても、その窓口となるものが少なければ影響を受けずに済むのです。

この受容体の個人差によっても、薄毛の人とそうでない人の違いが生まれるという事になります。

薄毛対策には育毛シャンプー

レーザー育毛とは

レーザー育毛とは、低出力のレーザーを頭皮に照射して、血行促進や温熱効果、細胞活性によって育毛・発毛効果を促進するヘアケアの方法です。

高出力のレーザーは、レーザーメスとして物を切断するほどの大きな力を持っていますが、出力をぎりぎりまで低下させると、頭皮に照射しても、皮膚を焼くことなく、安全に育毛・発毛効果をもたらすことができます。

この、低出力レーザーを用いた治療法は、育毛・発毛分野にとどまらず、医療・美容分野などでも幅広く活躍しており、現在では、多くのクリニックやサロンが低出力レーザー治療を取り入れています。

抜け毛や薄毛の原因は、血行不良によって栄養分が毛根まで届かないことや、皮脂の過剰分泌などがありますが、抜け毛や薄毛の原因が血流にある場合は、レーザー育毛の効果は十分に期待が持てます。

同時に、レーザー育毛は毛穴に詰まった皮脂や汚れなどを分解、除去して毛穴を清潔に保つことができます。

このため、レーザー育毛によるヘアケア効果は海外においても高く評価されており、使用することによって、薄毛が改善されたという報告が数多く寄せられております。

病院で行われる女性向けの薄毛治療

何時もポニーテールをしているとハゲやすくなる!?

最近では女性だけではなく、男性でも髪を長く伸ばしている人が、後ろでまとめているのを見かけます。

このように、ポニーテールやまとめ髪でいつも襟足がスッキリは、清潔感もあって好印象を受けるヘアスタイルですが、毎日同じヘアスタイルでいるとハゲる危険性があります。

髪をまとめて後方で留めるのは、長い髪を一つにまとめるにはスッキリしていいやり方ですが、髪を強い力で常に引っ張っていることになります。

しかも、髪が生える方向に関係なく引っ張るため、頭皮にも毛根にもダメージを与えてしまうのです。

このため髪が抜けやすくなってしまいます。よく髪を長く伸ばし、後ろでひっつめている男性を見かけますが、よくよく見ると、前頭部分から髪が薄くなっている人が多いようです。

これは、髪をまとめているためだけではないでしょうが、これか一役かっていることには間違いないようです。伸ばした髪をまとめるのも印象がいいですが、髪に余分な負担を与えないためにも、たまには髪型を変えるようにしましょう。

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育毛を効果的に行うカギは頭皮にアリ!

育毛剤をより効果的に使用したいのであれば、なによりもまず、頭皮の健康状態にも気を使わなくてはなりません。

どんなに高価で人気の高い育毛剤を使っていても、頭皮自体が炎症を起こしていたり、かぶれていたりすれば、頭皮から十分に育毛剤を吸収することが出来ません。

農業で野菜やコメなどを育てるのと同じで、良い土壌があってこそ良い髪の毛が育つのです。

M-1のように完全無添加の育毛剤であれば特に問題はありませんが、添加物が入っている育毛剤は要注意です。

添加物が入っていると頭皮にとっては刺激があるということになります。

このため、炎症やかぶれなどによって頭皮が悪い状態で育毛剤を利用すると、さらに頭皮環境を悪くすることがあるからです。

頭皮の状態は、マイクロスコープなどを使って自宅で調べることが可能です。

万が一、炎症やかぶれ、赤みなどがあるようであれば、育毛剤の使用は見合わせ、まず頭皮の健康回復を優先した方が良いでしょう。

このような場合は、お湯だけでシャンプーをするとか、無添加の育毛シャンプーを使うなど、頭皮の健康回復用の育毛シャンプーを利用すると良いでしょう。

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自己流の育毛ケアは止めましょう

オヤジのようにハゲたくない、薄毛が目立つようになったので育毛ケアをしなきゃ、と危機感を持って育毛に取り組むのは大変結構なことです。

でも、その前に、髪のことを理解して取り組みましょう。髪のことを何も知らないでやみくもに育毛ケアしても、思うような効果を得られる可能性は薄いです。

最近は、ドラッグストアに行くと育毛コーナーが設けられており、育毛剤、育毛シャンプー、育毛トニックなど様々な商品が販売されております。

髪に関する知識もなく行っても、なかなか選ぶことが出来ず、手当たり次第に育毛関係の商品を買って試してみても、自分に合っていなければ意味がありません。

反対に、髪のことを知り、どうして髪が抜けるのかを理解しておれば、自分に合った商品を選ぶことができますし、自分が行うケアの意味も分かるため、それなりの効果も期待できるでしょう。

また、髪のことをよく知らないまま、自己流でケアすることはやめましょう。ましてや、薄毛や脱毛に関する民間療法は、知識のないまま試すのは危険です。

ケア次第ではきれいになれた髪も、自己流で行ったために、手の施しようのないくらい傷んでしまったり、発毛自体をあきらめざるを得なくなったりする可能性だってあるからです。

髪のトラブルが起こらないのが一番望ましいのですが、もし、トラブルが起こったら、放置したり自己流に走ったりせずに、正しいケアの方法を知ってトラブルを改善していくことが大切です。

自毛植毛のメリット
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