お墓を選ぶ際には、気をつけたいポイントがありますので、後で後悔することのないようにしましょう。

まず、宗教・宗派の問題です。墓地によっては「在来仏教のみ」とか「浄土宗のみ」など、宗教や宗派を限定しているところがありますので、家族代々のお墓にする場合は、先々のことも考えて慎重に判断したいものです。

次に費用の問題です。お墓の費用は幅広く、なかには数千万円もする豪華なものもあります。このため、事前に予算を決めておかないと、選択肢が多すぎて迷ってしまいます。

まず、無理のない範囲で予算を設定することをお勧めします。また、お墓に関する費用には、永代使用料や墓石の費用に加え、最初だけでなく毎年かかる年間管理料もありますので注意が必要です。

墓地に至るまでの交通の便も重要なポイントです。お墓を建てた直後は、まだ若いので問題はありませんが、その後、何年も何十年もお墓参りに通うとなると、交通の便の悪い場所では、身体が弱って、行きたくても行けなくなりかねません。

郊外の墓地のほうが安く建てられると、目先の費用で決めてしまうと、後々、後悔することになります。

また、墓地周りの環境も確認しましょう。日当たりや風通し、水はけがよくないと、湿気がこもりやすく、地盤がゆるいので、お墓自体に影響が出たり、手入れがしにくくなったりします。また、海が近い、富士山が見える場所であれば、お墓参りを通して、家族・親類との繋がりも保てることでしょう。

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