ムダ毛処理は面倒で手間がかかりますが、女性は体毛を放っておくと、だらしない、不潔と思われてしまうので、手入れをしないわけには行きません。

そんな中、「なんか体毛が濃くなった」と感じたら、女性ホルモンが乱れている可能性があります。

女性ホルモンは、子宮や卵巣を正常に機能させるだけでなく、女性をキレイにするため髪や肌を美しくする働きがありますが、ムダ毛を抑制する機能も持っています。 このため、なんらかの原因で女性ホルモンが減少すると、ムダ毛が濃くなってしまいます。

この女性ホルモンのバランスが乱れやすい時期は3つあります。

まず、10歳から18歳の思春期は、身体の成長と合わせて女性ホルモンのバランスも乱れやすくなります。

部活などで毎日激しい運動や、無理な食事制限ダイエットをするとすぐに女性ホルモンへ影響が出てしまい生理周期が不安定になったり、体毛が増える、濃くなったりするケースもありますが、この時期に脱毛を始めてもあまり効果が出ないため、無理に脱毛をする必要はありません。

妊娠、出産、授乳中は女性ホルモンのバランスがとても乱れやすい時期です。また、肌も非常にデリケートになっているため無理な自己処理や脱毛はお勧めできません。このため、妊娠中は脱毛を断るサロンがほとんどです。

更年期の閉経が始まる40代後半あたりから女性ホルモンが減少していき、反対に男性ホルモンの量が増えます。

これによって体毛が濃くなったり、場合によっては、ヒゲが生えてくるなどのトラブルが発生しますので、自己処理や脱毛でのお手入れは欠かせません。

また、体調不良などのトラブルも起こりやすくなるため、大豆イソフラボンを豊富に含む豆乳を意識的に摂取したり、ホルモンバランスを整えるサプリメントを取り入れるというのも効果的な対策です。

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