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心霊探偵 八雲9−救いの魂−

作 神永学
角川書店


八雲シリーズの9巻目ですよ!!卒業も近づき、二人の関係にも進展がないまま別れがきてしまうのかと寂しく思う晴香さんにまたもや事件が…!!

そんな9巻目なんですが、今気付いてのですが9巻から角川文庫さんなんですね。ハードカバーはこれまで文芸社さんだったのであれっと思いました。

さてそんな9巻。宮川さんが降格してしまった今、嫌味なやつが捜査の指揮をとっていたり、石井さんに真琴さんのアプローチが始まったり、後藤さんが心霊専門に仕事してたら霊にとりつかれたり。と、至るところで何かと問題があるのですが…気になるのは八雲さんの眼がどうなったかという訳で…。
読みながらこの二人はもう末永く仲良くしてろよ…!!と思う訳で…。
これはもう晴香さんからの押せ押せしかないじゃないですかー!!
っていうか『友だちの定義はなんだ?』って聞いた八雲さんに、『友だちに、定義なんてないよ。お互いに、一緒にいたいって思ったら、それでいいじゃない』と答えた晴香さん。そんな晴香さんを秀明氏に『恋人か?』って聞かれて『ただの友人だ』だって八雲さんが返してるんですけど!!晴香さん的には恋人ではなくてしょんぼりだけど、さっきのやりとりから考えると八雲さん自身も晴香さんと一緒にいたい=友人って回答なんじゃないの?!!と壁を殴ってましたね(遠い目)
もうほんと早く末永く幸せになれよ!!!!!(落ち着いてください)

はい…。そんな訳で次巻こそは末永くお幸せに!!と壁が殴れるように期待してます(趣旨…)

探偵・日暮旅人の宝物

作 山口幸三郎
メディアワークス文庫


本屋さんで見つけたから遅くなりましたが読み終わりました!
あれで完結してたと思ってたので本屋さんで見かけた時に衝撃がはんぱなかったですよ!!
うわああああ日暮さんの続巻出てる!!しかもセカンドシリーズだとっ?!!<●><●>カッ
本屋さんで変な汗かきながらレジに向かいました…。山口先生ありがとうございます!!

さてセカンドシリーズと銘打って再開した今回の宝物なんですが、一部過去話となっております。刑事さんとの出会い編とか、妹さんの話とか。補足的な感じ、でしょうか。スピンオフとも。
そんな中でですね、最後の!お話が!もうなんていうかありがとうございますとしかいいようが…!!!
このセカンドシリーズにあたってはそういう展開を期待してもいいんですよね?!と勝手に期待してます。陽子先生マジ可愛い。

一番最後にストーカーくさいのを感じましたので、次巻からはそちらがメインの展開となるのでしょう。
二人の優しい関係にも期待大です!!

カゲロウデイズU−a headphone actor−

作 じん(自然の敵P)
KCG文庫


カゲロウデイズの二巻目になります。
小説を読む前に某所でちょっとだけネタバレをしてしまいましたが、それを上回るキドさんの萌えよ…!!
クールぶっているけどまさかそんな意外や意外。

タイトルの通りに『ヘッドフォンアクター』が今回メインとなっております。
アルバムの方を買ってない身としましては『夕景イエスタデイ』は初見だったので何が何やらな感じがしないでもなかったのですが、きっと『夕景イエスタデイ』とが合わさっての『ヘッドフォンアクター』なのだろうと勝手に思っています。
しかし遙さんいいキャラだったなあ…。

初登場で今回ぱっと気付いたら登場していたセトさんは『想像フォレスト』のあの少年ってことでいいんですよね…?なんだか急に成長したように感じましたがきっと時軸が違うんですよね。一回その辺りをまとめてみたいのと同時に、私は一回アルバムをだな…。

んーと個人的には『メカクシ団』の面々が好きなので、そちらが少なかったのと一巻の続きだと期待していたものですから、ちょっとその辺りが残念なような。しかしエネとコノハのことが一巻のままだと全然わからないので今回の『ヘッドフォンアクター』は必然なのでしょう。
やりとりの細かいところが後々につながったり、過去に接点があったりは本当に小説の醍醐味だとしみじみ思うと同時に、すごくわくわくしました。
続きが気になります!!

あとじん(自然の敵P)さんはあとがき自重してください!!(笑)

湖猫、波を奔る

作 弟子吉次郎
サンライズ出版


まず最初に作者である吉次郎さんの吉は下の棒が長いのに変換がうまくできませんでした。申し訳ありません。

湖猫、波を奔るで『うみねこ、なみをはしる』と読みます。
地元の本屋さんの郷土本コーナーで初めて見かけた時はそのタイトルのインパクトに興味を惹かれました。
一体どんな内容なのか。図書館から借りるという形で手に取ってみました。
サンライズ出版というのはご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、滋賀県彦根にある小さな出版社です。数年前に滋賀県内の平和堂(スーパーのようなものです)の本屋さんにここぞとばかりに並んだ、ひこねのにゃんこの絵本(ひこねのよいにゃんことひこにゃんの話はここでは省略します)もこのサンライズ出版だったと思います。主に滋賀県に関連する歴史や郷土の出版社になります。
そのサンライズ出版さんが滋賀に関する物語を出されているのも興味のひとつでした。

さてその内容ですが、うっかり見落としてしまいましたが章ごと扉絵に年数が書いてありました。プロローグにはなかった為に除くとして一番最初の章は1980年頃。まだ私は生まれてません(笑)
その当時の大津に住む女の子と猫から始まります。
大津で笛を吹く少女、彦根で穴を掘る少年、湖北の丸太船船頭とその娘。
時代が流れ、場面が変わって様々な人物にスポットライトが当てられ、共通するように話題になる竹生島の猫。
それらが最終章では意外な展開につながります。

私も滋賀在住ではありますが、両親が他県出身で私が幼少時に滋賀にきた為、滋賀でのわからないことは多々あります。たとえば作中の方言。彦根や大津の話し言葉はわかっても湖北の年配の方の言葉がよくわからなかったりしました。話し言葉で親近感わく場面と不思議に感じる言葉使い等。
竹生島にあたっては実は小学生の時にフローティングスクール(滋賀県内の小学生が琵琶湖で一泊又は日帰りで船上学習する行事)で行ったきりでした。当時に記憶を元に読み進めるも、展開に意外な気持ちでした。
確かに地すべり等で琵琶湖に沈んだ村があるのは本で見かけたことがありますが、まさかこんなにも大胆な展開で竹生島、琵琶湖に注意喚起するような物語だったとは。フィクションといえど、驚かされました。
是非滋賀県の方も、県外の方にも一度読んで頂き、一度竹生島に足を運んで頂きたいなと思いました。
私も近い内に一度行ってみようと思います。

のぼうの城

友人と見て参りましたー!とりあえず覚えている限りを箇条書き。

・豪快な高松城攻めからと意外とまともな秀吉様で始まり
・少年のようなわくわくした目で水攻めを見る上地三成
・大谷さんはこう…既に落ち着いた感じ?
・秀吉様に佐吉、紀之介呼びされてる…!!!
・『長束はクズ』と噂の長束がしょっぱなから小物くさい
・高松水攻めですでにちょっとこれは震災の年には公開出来ないなとビビった
・この後清水さんが船の上で切腹するんだろうな…と映像にないけど泣ける
・オープニングのロケ地は滋賀だったらしい
・一瞬だけだけど、前田と家康と浅野パパきたー!浅野パパはほぼ三成の嫌味役(笑)
・裏の方で武力派云々ってあったけど、浅野さんは以前より秀吉様に仕えてた訳で…?ん…?
・萬斎さんののぼうがまさにのぼうで駄目っぽくて(笑)
・幼女にガタッってなったけどよく見たら芦田愛菜さんでした。もっと有名度低い幼女の方が…と思わないでもないと同時にちょっといじって少年でもよくない?とか思ったけど以下略
・佐藤さんの丹波守がマジかっこいい!渋いなあ
・成宮さんの靭負ちゃんが軽やかに登場(笑)
・ぐっさんも出演してたのね。そして豪快な役が似合うな。目力はんぱない
・女性陣の入浴中に堂々と乱入する秀吉。そこに登場にする三成と長束
・生真面目に直視しない三成とめっちゃにやにやして眺める長束
・秀吉「お前もどうだー?」三成「いや、遠慮いたします(きっぱり)」からの、大谷登場「おお眼福」
・で、お前は入るんかい!!!!!!
・今回の大谷さんは普通に女性が入ってる(着衣あり)の風呂に入るんかーそうかー(遠い目
・しかしそれ以外は本当に時に諌めたりちゃんと情勢を見ているいい大谷でした
・甲斐姫が勝気な姫なのはわかるが…はにかみがどこかぎこちなく感じた
・のぼうの父上が苛烈ながらも老いていらっしゃった。そしてあの退場…
・使者に送り込まれた長束が上地三成の読み通りクズすぎて(笑)
・話し合った結果『戦う』と決める時のあのなんかゆるい感じが好き
・慌てる長束の小物くさいことよ(笑)
・佐藤さんの丹波守が武将らしくて素敵!!
・櫓でのシーンで実は声に反応して鹿が鳴いたらしいと友人から聞いてマジ萬斎さん…
・合戦においても小物くさい長束…家臣の言葉は聞いてないしビビるし最終見限られたね…
・その点大谷さんはしっかり武将っぽくて手堅い感じがしました流石やで!ところで五助どこー?
・ぐっさん無双
・靱負ちゃんがようやく戦場に出られると浮き足だってた
・公式見たらどうやら小説にはのぼうの戦況報告聞くシーンはなかったけど取り入れたらしい
・忍城水攻めの決壊のシーンは本当にリアルで怖くて、これは震災の年は無理やわ…と(二回目)
・さらにCGではなくちゃんと撮影だと聞いてすげえな…
・一気に負が充満する籠城の恐ろしさよ…
・逃げた百姓すらも斬って船に流すとか…赤ちゃんが…
・船上での田楽踊り。田楽踊りの歌詞、唄、踊り、振付指導まで萬斎さんがやったと聞いてマジ萬斎さんゆるぎねえっす
・田楽のシーン面白かったなー。そして確かに卑猥というか下ネタ(笑)
・大谷さんの言葉にちゃんと耳をかせよ三成…。あんなに忠告してくれているのに
・雑賀衆登場(笑)
・決壊の引き金となった旦那さんよく無事やったな
・のぼうの目覚めとちぎっては投げな甲斐姫。喜ぶ母君
・しかし鈴木保奈美さんはこうゆう母上似合うなー美人
・「俺は馬鹿だからだ」の丹波守がかっこよすぎて…冬
・伝令の到着が間に合わなかったらどうなっていたか
・のぼうに威嚇される長束がおいしすぎる!ありがとうございました!最後まで小物くさい残念長束だったね!俳優さん自身は素敵だけど!!
・可もなく不可もなくな上地三成だったけど、『逃げた百姓を斬った者がいる』と聞いて怒るシーンはもう少ししっかり演技してほしかったのが本音。ちょっと軽いというか単純すぎて嘘くさく感じてしまった
・のぼうと三成の共通点は百姓の大事さと慈しみじゃないかなーと思う
・大谷さんにも『ちゃんと自分の発言に責任とりなさい』と言われる長束…
・爽やかな終わり方でした。結局のぼうと姫はどうなんやろなーひらりとかわして終わりそう

以上ですかー。随分と長くなってしまいましたが、個人的には萬斎さんののぼうと、愛すべきクズは長束で胸がいっぱいでした!ちょっと久しぶりに大満足な映画でした!!
長束を映像化してくれて本当にありがとうございました!!!!
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