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図書館内乱

作 有川浩
メディアワークス


『図書館戦争』シリーズの第二弾。
途中までは漫画で読んでました。レインツリーのくだり辺りまでは。それ以降は全く知らない展開でわくわくして読み進められました。

とりあえず、
堂 上 よ ! ! !
今ならわかる!数年前に妹が「堂上ヤバイ!ほんまヤバイ!」と言いながら読んでいた訳がすっごいわかる!!何この教官!!

ちょっと落ち着いて。
本作は前回の『図書館戦争』の続編です。前回の『戦争』が主な人物の軽い紹介、世界感や主人公の職種を伝えるものだとしたら、今回の『内乱』は主な人物達の掘り下げ、家族、図書館内の組織について、といったものでしょうか。
小牧上官や手塚、柴崎が結構掘り下げられてます。
あともはやお約束なんでしょうか。本のラスト付近になると堂上が本気出します(笑)や、本気でこう、ね!堂上のターン!的なね!(…)

ラストのラストで重要事項が明らかになりました。本当話の繋ぎが巧みです。
またダッシュで図書館に借りてきます!


借りぐらしのアリエッティ


ジブリ最新作。
平日なだけあって結構ゆったりと見られましたー。

感想としては若干起伏に欠るように感じられました。全体的に比較的穏やかなストーリー。

アリエッティは父と母の三人で人間の家の軒下で暮らしていました。小人の掟は人間に見られてはいけない。
見られてしまった小人は引越しと行方不明になっており、仲間がどれだけかも分からない。

色々気になった点はあるんですが、とりあえず、お父さんカッコイイよね!!自分的に勝手にドイツ人イメージで見てました。多くは語らず、それでも妻を支え、必要な道具は自作というお父さん…!
他に、心臓の病をもった翔君。の、おばあさんらしき方の車が左ハンドルで明らか良い暮らしなおばあさんとか!
家に入る時の表札が『薮』だったのでもしかしたら『薮 翔』…?語呂悪いなーとか!
おばあさんとお手伝いのハルがライスなのに、翔君の分はお茶碗ご飯とか!
翔君の読んでた本が『秘密の花園』で、14歳くらいの男の子が読むの…?とか!
隣の部屋が物置みたいだけど、一般家庭になさそうなもんが転がってたとか!

翔君は幼少より病持ちだったので多分程よい接し方がわからず、良かれと思って強引改築。まだ幼いから!
知識だけはたくさんだから人種云々発言。
と、脳内補完しときます。よい方向に。
最後付近あんなに走って大丈夫だったんでしょうか…?


終わり方がなんか物足りなかった…。ので、個人的に勝手に補完。

手術は無事成功するも、無理な運動が出来ない体となり、穏やかな人生を送る。
アリエッティとの出会いをフィクションを交えた本に記し、一躍人気作家となる。
おばあさんもハルさんも亡き後にあの家を引き取り、年寄り猫ニーナと二人、時々軒下を覗いている。


自分得補完ですよ\(^O^)/


図書館戦争

作 有川浩
メディアワークス


…戦国関連の読書感想だけのはずがいつの間にか関係なくなってました。まあいいか。

さて、今回は有名な『図書館戦争』です。この図書館戦争は自分が短大で図書司書の講義を受けていた時にもちょっと紹介されてました。もう何年前なんだ。懐かしい。
妹にも前々から勧められていましたが、最近になって漫画の方を先に読み、ようやく原作を読む運びとなりました。

感想前にちょろっと司書の話。図書館司書の資格は必須科目が多種ありますが案外とれるものです(翔が取れるくらいに)ただその先の就職先がない。本の中にもありましたが、図書館の方って皆がみんな司書さんじゃないんですよね。役場の人だったり。そして司書のお仕事に就かれたら結構長くお勤めになられるので、あまり雇い口がなく、一度図書館勤務の求人が出るとその倍率は桁外れに上がります。地元の履歴見たらすごかった。なもんで、本当に司書がしたい!ってならば図書館がたくさんある都会とかのが有利かなーと思ったり。
すっかり会社員が定着した自分にはもう遠い職種なんですけども。
読んでいる内に、ああこれ習ったなぁ…ってしみじみした気持ちになりました。
ってな訳で感想!

漫画が先だった為に原作との違和感はちょっとだけありました。
新たな発見のが多いかな。
主人公の郁は原作だと案外口悪いとか(笑)
手塚は原作のが好きな感じですね。たまに素が出てたり、年相応な反応。
稲嶺司令の口調にきゅんとします。ふおおお!!穏やかなのがいい!悲しい過去なのに穏やかで信念ある方がたまらなく好きです。自分にないものが。
玄田隊長は漫画のイメージまんまですね。原作の方がちゃんと考えてる感じ←
小牧さんはまだこれからかな。小牧さんのターン待ちです。
そして堂上教官!!!最後辺りに初めて教官の心境とかキタコレ!!!
ちょっぴり漫画と展開は異なりますが、今後ゆっくりってことですよね!!

明日次の巻を借りて来ます!図書館に定時ダッシュだ!!


座頭市 THE LAST

ぶらっと見て参りましたー。行きたいなーくらいでしばらく放置してたので、危うく映画終わるところでした。危ない危ない。

以前の北野さんの座頭市をちゃんと全部見たことはないんですが、内容は結構違う…のかな?
座頭市役は香取慎吾さん。本当に目をつむって演じられたと聞き、興味を持ったのがきっかけ。

映画を見終わった直後はなんだか終わり方に首を傾げてしまっていました。しかししばらく経ってからよくよく振り返ってみると、とても日本らしい映画だなって思いました。
目が見えない市に寄り添うことを決めた妻の鈴の音だとか、故郷に戻って来て無言で形見をかざす場面だとか、おばあさんが見送りに来る時に二人の陰だけで表現してみたり。おばあさんの見送りの場面は泣きました…。

反町さん演じる柳司も流石だし、子供役の加藤清史郎君も可愛いかったなぁ!!

正直殺陣目当てで行ったんですけども、ほとんど一撃必殺なんであまり見えなかった…。
あと時々設定が分からなくて「…?」な時もありました。翔の理解力が足りないのですねわかります。

天道のやくざぶりと父親の顔の違いがはっきりとしていて、本当に最後は「ああ…」って感じでした。

結論。翔はR12は大丈夫みたいです!(…)


2010.7.3


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地 域 滋賀県
血液型 O型