作 神永学
角川書店


八雲シリーズの9巻目ですよ!!卒業も近づき、二人の関係にも進展がないまま別れがきてしまうのかと寂しく思う晴香さんにまたもや事件が…!!

そんな9巻目なんですが、今気付いてのですが9巻から角川文庫さんなんですね。ハードカバーはこれまで文芸社さんだったのであれっと思いました。

さてそんな9巻。宮川さんが降格してしまった今、嫌味なやつが捜査の指揮をとっていたり、石井さんに真琴さんのアプローチが始まったり、後藤さんが心霊専門に仕事してたら霊にとりつかれたり。と、至るところで何かと問題があるのですが…気になるのは八雲さんの眼がどうなったかという訳で…。
読みながらこの二人はもう末永く仲良くしてろよ…!!と思う訳で…。
これはもう晴香さんからの押せ押せしかないじゃないですかー!!
っていうか『友だちの定義はなんだ?』って聞いた八雲さんに、『友だちに、定義なんてないよ。お互いに、一緒にいたいって思ったら、それでいいじゃない』と答えた晴香さん。そんな晴香さんを秀明氏に『恋人か?』って聞かれて『ただの友人だ』だって八雲さんが返してるんですけど!!晴香さん的には恋人ではなくてしょんぼりだけど、さっきのやりとりから考えると八雲さん自身も晴香さんと一緒にいたい=友人って回答なんじゃないの?!!と壁を殴ってましたね(遠い目)
もうほんと早く末永く幸せになれよ!!!!!(落ち着いてください)

はい…。そんな訳で次巻こそは末永くお幸せに!!と壁が殴れるように期待してます(趣旨…)