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氷菓

作 米澤穂信
角川文庫


薄々お察しかもしれません…そうです角川文庫の祭りにほいほいされてます!!そんな訳で氷菓です。

氷菓は実はそれまでそんなに興味なかったのですよ。『今こんなのやってるんだ。へー』レベルでした。恥ずかしながらけいおんとかと似たようなものなんだろうと勝手に思い込んでおりました。
ところがある日妹が氷菓のアニメの録画を見ていまして、見て説明を聞くにはどうやら推理ものらしい、と。
それならば試しに一巻読んでみようかとなりました。

主人公である奉太郎を始めとした独特のペースと言いますかリズムといいますか、それは今まで読んできた中でなかったようなゆったりとした推理もので少し新鮮でした。

長時間フライトの機内で読み終わった為に、最後の大事なところがすぐにわからなかったのですが、意味を理解してすっきりしました。

次巻もゆっくりと読み進めてみたいと思います。

サマーウォーズ

作 岩井恭平
原作 細田守
角川文庫


最近テレビでも放送され、みんなが熱くなったあのサマーウォーズのノベライズです。
映画自体は何度か見たのですが、ノベライズは未読でしたので原作・細田さんつながりということで読んでみました。

まず最初にすごく有り難かったのが、親戚一同の家系図と年齢ですよ!!
映画だけではどうもイマイチ把握出来ていなかった関係性や未婚・既婚なんかがすごくわかりやすくなってました。これには感謝!!
あと理一さんと侘助さんが同年齢でありながらおじ・甥の関係なのが面白い!!二人ともエリートですよー。

さて本編。映画の方では基本健二視点なのですが、ノベライズの方では度々夏希先輩視点があり、意外にも古風な考えや夏希先輩視点故の心境等が描かれているところが映画とはまた違った面白みがあります。
他にも親戚の方の女兄弟についての話がちらりとあったり。普段どのように扱われているのかわかります(笑)

サマーウォーズのOZの世界についてはやはり映画での映像の方がおもしろくてわくわくします。一人一人に細かな設定とかだとノベライズかなーと思ったりもしました。
とりあえず最初の健二さんマジへたれでした(笑)

おおかみこどもの雨と雪

映画の方も見て参りました。
うーん、結論から言いますと、

小説→時間経過や心境がわかりやすい。場面場面での気持ちが捉えられる。
映画→風景美。音楽と合わさって感情が盛り上がる。

という訳で、おおかみこどもは小説も映画も両方みると尚更いいですよ!←

はい、では映画感想いきます。
・最初にナレーションが雪でちょっと驚きました。てっきり花がするものだと思ったら、成長した雪の声でした…微妙になんか…違和感ってほどもないけど。最初に雪の成長の声を使うってことはそのナレーションにつながるような場面が追加であるのかなって思いましたが、それもなかったですね。
・宮崎あおいさんの声優の花が可愛い!大沢たかおさんの彼も、声だけでこんなにも変わるのかと…。声イケメン。大沢たかおさん本人もイケメンですけど!落ち着いた雰囲気がとっても彼に合ってました。
余談ですが、映画でも小説でも結局、『彼』の名前が明らかにならないままでしたね。映画中では免許証のアップのシーンが何度かありましたが名前がぼやけてました。一文字名前だってことは間違いないみたいです。気になるわー。
・原作通りに元気いっぱいな雪、と雨が可愛いんですけど!!!!!
・雪はお母さん似、雨はお父さん似。
・お花畑のシーンの風景が綺麗。
・韮崎のおじいちゃんが菅原文太さんだったのですが、畑指導の例のシーンが軍人さんみたいでした。
・花さんの腰チラがすごく…セクシーです…。
・花さんのお母さんぶりがすごく…出来たお母さんだなって…。こんなに出来た人いないよ…。しょうがないなーって言いながら聞いてくれるなんて…。
・雨が可愛いとしか…何あの子可愛い。
・教室を移動することで年月を表現してるシーンが面白かったです。単純だけどすごくわかりやすい。
・雪と雨の声変わり早いよー。
・小学生高学年の雪さんがもうしっかり美人さん。お母さん似!
・雨可愛いカッコイイ。
・豪雨の明け方に花を抱えて運ぶシーンがかっこよすぎて!!そこから別れのシーンまでずっと何も話さない雨は、にんげんではない道を選んで決別したんだなって思いました。それでも母の言葉に動揺する雨が…雨が…!!
・そして小説通りのエンディング…。

映画の感想としましては、映画の雨は最高です!!!
小説も小説で素敵ですが、映画には映像と音楽があり、どちらもよかったです。
親子で見てもらいたい映画でした。

おおかみこどもの雨と雪

作 細田守
角川文庫


『時をかける少女』『サマーウォーズ』の細田さんということで、この二つの映画がすごく好きな身としては新作の映画も見に行かねば!と思い、先に原作も読んでみました。
原作の小説の方は本自体もそれほど分厚くなく、さらさらと読むこと出来ました。

映像があっての原作な感じがしないでもないです。
楽しかったけれど、時間経過がたまに早くて…。
最後はこう…映画見てから考えようかなって感じの終わりでした。
いや、さらっとしてるんですけどね。何か物足りなく思えてしまいました。

とりあえず映画見て、映画感想の方で結論出します。

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