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いつかすべてが君の力になる

作 梶裕貴
河出書房新社


友人から初夏頃に借りた本をようやく読破出来ました。
声優の梶さんが、『14歳の世渡り術』というシリーズの中で書かれた本です。
シリーズの名の通り、作中では14歳の子たちに向けた読みやすい文章で書かれており、これからの将来に向けて、夢に向けて、背中を押すような感じで、梶さんの声優になるまでのこれまでが記されていました。
自分の中で梶さんをちゃんと認識したのは、おそらく夜桜四重奏の時だったかなと思います。なんて主人公声…!と思ったような(笑)
代永さんや他の先輩声優さんとの交流は普段は知らない範囲だったのでその辺りを知れて楽しかったですし、少年少女向けではありますが、自分のようなもう社会人何年目…?みたいな大人でもハッとするような部分もあって、他の職種ではありますが共通して求められるスキルや意識を考えさせられる一冊でした。
個人的には巻末にあった音響監督さんの文章が現場のリアル感が伝わってきた面白かったです!!めっちゃ怖そう!(笑)



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うちの執事に願ったならば 5

作 高里椎奈
角川文庫


ようやく現時点の最新刊に追いつきました…!!
調べたら次の6巻は12月発売らしく、ギリギリで追いついたよ…!!

さて今回の5巻は珍しくも、従者兼使用人頭の雪倉峻がメインの話から始まります。
前回の雪倉(母)の回想の話もいつもとは異なる視点で面白かったのですが、今回の峻は、普段の花穎の前とは違う年相応の軽い感じが見られて面白かったです。でも、ちょっと落ち着いて…。

今回の中盤では衣更月が執事仲間と会うSSらしきものが挟まれており、花穎サイドからでは見られない衣更月の思考等が見れて面白かったです。衣更月サイドの話は楽しいので個人的にもっと増えて欲しいです。

最後の章では花穎がお父さんの真一郎と衣更月と、ある方の別荘地で滞在するお話。
名だたる家の中での事情だとか世間体だとか。そのことについて花穎はそれを失った時の自分について少し考えています。
烏丸家は真一郎さんの代からとても平和だけど、今回の別荘地での話は良い家柄ではよくある話なんかなーと思ったり。家の、当主や、また誰かの判断で人の人生を大きく変えることが可能なのは、力を持った家ならではだなあ…と。
あと真一郎さんが思った以上にお父さんしてました。大変素敵です真一郎さん…。
ラストの展開では、そういうことかー!と振り返って読んでみたり。
以前にも増してラストの展開に感嘆の溜息をついて読み終わってます…。
次の巻も楽しみです!!
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地 域 滋賀県
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