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大谷吉継−「関ヶ原」に散った仁将−

作 野村敏雄
PHP文庫

実は言いますと、今まで色々と戦国武将の本を読んできましたが、大谷さんの本は初めてでした(三成の本も実はまだです)
一人の武将を扱った本の場合、人の名前が覚えきれなかったり、難しくて読みにくい、夜の営み表現が嫌だ等の壁があったりするのですが、この本はそれらがなくて読みやすかったです。
加えて吉継が格好いい!
容姿だけではなく、心境や周囲の気遣い、三成への爽やかな友情。あらゆる意味でイケメン吉継(笑)
半兵衛の話。
秀家様や行長との友情。
発病。
朝鮮出兵。
関ヶ原。
あとあと景勝様と大谷という珍しい組み合わせがよかった!
くどくなく淡々と進められる物語。五助の出番が少なかったのが残念。代わりという訳ではないけど諸角余市が素敵でした…!余市がいつも傍にいるんだよ!
あと息子の大学がなんか可愛かった。「みんなが知ってるのに私だけ知らない」ってことで直接父に聞きに来る大学(笑)。親孝行ぶりにきゅんとしました。ああ大学!
吉継が爽やかで、みんなに好かれてる感じが大変よかったです。
強いていえばもっと長浜っ子で何かあったらなぁ

「美しいものは醜いものを見てはならない」
吉継……!



2009.1.18
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地 域 滋賀県
血液型 O型