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坂の上の雲 一

作 司馬遼太郎
文藝春秋


坂の上の雲ミュージアムで購入した文庫の1巻をようやく読み終わりました。ドラマ始まる前にとりあえず1巻読めてよかった。
まだ最初で戦もないので基本的に穏やかに読めました。
兄たまらんが、クリーンヒットは陸羯南さんです。十五、六の少年にも鄭重な羯南さん素敵!丁寧だわー。
あと兄に頭が上がらない淳さんも楽しいです。餓鬼大将!まだ豆変人ではない頃。
坂雲ってどちらかというと弟が主役なんでしょうかね。帯の並び的に。
阿部兄にすごく期待!のんだくれ兄!(笑)

このペースで2巻に進みます。


ことばを旅する

作 細川護熙
文藝春秋


晴耕雨読の実跡の中から元首相が選び抜いた歴史上の名言名句を手がかりに、全国ゆかりの地を訪ね歩いてつづる四十八話。写真や地図も満載した細川護熙流「歴史紀行集」。
と帯より。

細川さんの上品な歴史紀行集です。
細川さんが細川家の子孫の方だけあって色々永青文庫蔵の物を出して下さるぜ!ガラシャ関連やら忠興関連。永青文庫万歳!一度は行ってみたいです。
帯にもありましたが、細川さんが各地の名言のゆかりの地を訪ねてらっしゃいます。必ず4頁に一人の人物と名言。区切りがよくて読み易い。
時代の幅は広く、聖徳太子から井伏鱒二まで。

個人的に、ガラシャの手紙と遺品を永青文庫蔵から掲載して下さって大変有り難いです。初めて見たガラシャの手紙は優美な筆蹟故に正直読めませんが、ガラシャの様子がうかがえました。味土野に行きたいな…。
あと初めて知ったのですが、細川家に残る文書によると、古田織部は若いころ細川家の禄を食んだことがあるらしいです。細川家の方ならではの記録というのも楽しいです。
名言としては世阿弥の『秘せずは花なるべからず』が好きです。佐渡にも行ってみたいわー。って、この本読んでいると全国回りたくなります(笑)

ハードカバーなのでちょっと嵩みますが、この本を元に同じようにゆかりの地を訪ね歩くのも楽しいかもしれませんね。



2009.11.4



仏陀再誕



映画ですよ!
それも『幸福の科学』で有名な宗教さんが制作元の映画です。ひょんなゆかりで招待券を頂いたので車で草津まで行って見てきました。
すごい素直な感想だと、

テラ子安再誕!!!

でした。色んな意味ですごい面白かった!

えーと大体のあらすじ。
記者を目指す女子高生、小夜子はあこがれの記者が亡くなったのを機に何故か幽霊が見えるように。幽霊に誘われ、電車のホームに落ちそうになるところを済んでのところで恋人に助けられます。霊視を相談しようと、有名な宗教団体に取材に向かうが、そこは実は超能力を用いた悪の宗教団体でした。

まあなんかね。まだ幽霊やらはわかりますよ。けどUFOが出るとは思いもよらなんだ。超能力では説明つかないよ!出た瞬間に笑いましたね。
あとタイトルの仏陀は空野先生でした。なんていうか主人公と違うキャラデザの方?って思うくらい違う。濃い。いや濃くないかもしれないけど濃い(どっち)そして子安でした。空野先生自体は素敵かもしれんが子安に笑う。なんなの仏陀ってそんなに万能なの?羽根はないだろ。とかね!天使は違うくないかい?みたいな感じです。
個人的には主人公・小夜子の恋人の勇気が良かったです。大学生で空野先生の弟子(?)喧嘩別れしたけれど、危なっかしい小夜子を心配したりしつつ、仲直りして助けていくその包容力!それまで打ち明けられなかった弱い心。それがラストは茶髪を黒に染めてちゃんと社会人してるんだぜ!仏陀(空野先生)の教えの世界の為に働いてるんだぜ!黒髪にしたことによりちょっとくたびれてるのがいいよね!(そこかよ)

えーと、宗教系なんで、本当に色々あれだよ!(※宗教批判ではないです)
気になった方だけ見てみて下さい。あまり推薦はしないよ☆



2009.10.31


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