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ありがとうでは足りないありがとう。

震災後、いろいろ愚痴ばかり言っていますが、私達を支えてくれる手に感謝しなかった日もありませんでした。

絶望しかなかった一週間、心配して毎日送ってくれた友人のメール。
会うたびにおんなじことを繰り返ししゃべってしまうのに、それを聞いてくれる友達。
震災後、多くのボランティアさんが福島を訪れ、私達を助けてもくれています。
震災以降送られてきたたくさんの支援物資。
被災地を励まそうと行われている多くのイベント。
福島に来て下さった漫画家さんの優しさ。
毎日走る自衛隊の車、警察のトラック。
命がけの作業を続けてくれている原発作業員の人々。
そして、私の書き殴りの様なブログに来て下さる方。
コメントや足跡を残して下さる方々にも。
その人達に私は本当に支えられて生きているのだと実感しました。


先日ベルギーでサッカーの試合中川島選手をやじるチャントにフクシマと言う言葉が使われたと聞いた時には悲しくて涙が出ました。
けれど、川島選手はそのことを正式に抗議し、仲間の選手は「同じベルギー人として恥ずかしいと思う」と言ってくれたと聞きます。
またそのヤジを飛ばしたチームもサポータークラブも謝罪を行ったそうです。

ベルギーの方を含む多くの方と何より川島選手が怒ってくれたこと。
福島を思ってくれたことに私は心から感謝したいと思いました。

震災後、哀しい思いもいろいろしてきました。
今も、福島差別は見えない所でも多くあります。

農産物を食べないとかそういうことではなく言えないレベルで本当に色々。

けれど、たくさんの人が心を寄せてくれている。
それが私達を支えてくれています。
私にはその恩に答える術はまだないですが、今福島で元気に生き続け、福島を綺麗にするために努力し、いつか恩を返せる日が来るように毎日を一生懸命生きたいと思っています。

先日義援金が、私の手元に届きました。
銀行振り込みでしたので、直接のものでは勿論無いですが、皆さんの気持の結晶と思って大事にしたいと思います。
一万円は既に自分が貯めたお金と一緒に先日の24時間テレビで寄付しました。
残りの一万円をどう使うかはまだ考え中です。
使わずお守りとして持ち歩くか、何か実用品を買って大事に使うか。
お守りとなるモノを買って身につけることも考えましたが、義援金をアクセサリーに使うのも申し訳ない気がしているので、結局ラミネート加工してお守りにするのが今一番有力です。
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