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夏祭りと夏の終わり

8月になって福島は三日に一度、もしくは下手したら毎日どこかでお祭りをやってるのじゃないかと言うくらいの夏祭りシーズンに突入しました。

先日の15〜16日は常葉や船引以外、三春でも仮設住宅の方を招いての夏祭りがあったそうですし、飯坂町では浪江町の人達が集まる仮設住宅でやはり夏祭りが開かれ、他所に避難された方々も集まって盆踊りを踊ったそうです。

浪江町の盆踊りの歌には
「戻るに戻れぬわが古里」
というフレーズが入れられたとか。
きっと常葉と同じく生歌での盆踊りだったのかもしれませんね。

都路町の一昨日アップした写真の櫓は聞けば都路の街から運び出したものだったとか。
Yahooのニュースでは宮城、岩手の仮設住宅でも夏祭りが行われたと聞き、各地に離れていても、被災者の気持ちはみんな一緒なんだな、と思いました。

福島市では昨日灯篭流しが行われたそうですが、今週の日曜日は田村市で一番の大祭。
大灯篭流しが行われます。
大祭、と言っても福島などから比べれば小さなものですが、町の工場や商店、毎年役場職員も何日もかけて、アニメキャラなどの灯篭を作って町を流れる大滝根川に流します。
(あ、ちなみに流した灯篭は下流ですべて回収してます)

また一般の人の灯篭も受け付けてコンクールなども開くので、毎年結構人気です。
花火もたくさん打ち上げられて田村市の夏の終わりを締めくくる行事となっています。

気が付けば夏ももうすぐ終わり。
小学生の夏休みもあと一週間。
夜外に出ると、秋の虫の声が聞こえるようになってきました。
今年の夏は終わると先生方の移動がありますので、今までとは違う休み明けになるでしょう。
田村市でさえ、数名が夏休み開け東京などに自主避難の転校をするそうです。
福島、郡山はなお多いとのこと。

楽しい夏の終わり、子供達が寂しい思いをしないか、少し心配です。

どの空の下にいても、皆が楽しい笑顔でいられることを明後日の灯篭流しに祈りたいと思います。
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