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義援金の行方

今日のYahooニュースで南相馬市の義援金2次配分についてやっていました。

南相馬市は田村市と同じ同一市内に
「警戒区域」
「緊急時避難区域」「普通の地域」
が混在する市です。
田村市と南相馬市以外にはこういうエリアはありません。
その上津波の被害も受けたので南相馬市に贈られた義援金は田村市よりさらに一桁多い金額になっています。
その義援金をやはり田村市と同じく市民全員に配布することになった為、もめていると言う話です。
まあ、気持ちは解ります。
田村市でも同じですから。
田村市の場合はさらにそれが顕著です。
地震の被害はあっても津波の被害は無かったので、原発事故さえなければ家に住めた人が殆どですから。
警戒区域に入って、家から出なければならなくなった人。
彼らは避難準備区域は家で過ごせる人と同じ金額しかもらえないのは不公平だと言い、避難準備区域外の人は放射能の恐怖と迷惑は同じなのに何故、自分達は補償も義援金も貰えないのかと愚痴を言う。
見苦しいとは思いますが、それはやっぱり人間だから仕方ないと思います。

でも、信じて欲しいのはニュースで言う様に言い争っている人はそれほど多くないと言う事です。
田村市でも全戸に義援金が配られることになって、そう言う風当たりはかなり少なくなりました。
騒動の根幹にあるのは自分達を見捨てないで欲しい。
助けてという願いなのです。

だから多くの人は貰えることに感謝をして、助け合うと言う気持もちゃんと持ってます。
マスコミ屋さんのニュースは一部をまるで全体のように報道する悪い癖があります。
東電の保障も、皆欲しいのは同じこと。
不満が出るのも当たり前です。
でも義援金も被害が大きい人が優先であるということはちゃんと解っています。
予想を超える程に長く大きな原発事故の影響は、確かに人の心を荒れさせていますが、震災で芽生えた人を思いやる気持ちもちゃんと残っていると私は信じています。

たくさんの人の思いやりの形。義援金
その行方はみんなの心に…。
必ず。
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