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言葉なき被災者

私は猫が好きです。
猫だけじゃなくて動物はほぼ全般好きです。
元は某有名ミュージカルがきっかけだったのですが、その後猫を拾ったりして実家では今も猫を飼っています。
しかし、元々器官が弱く喘息気味だったことに加え、猫毛とダニ、ハウスダストのアレルギーが出て、動物を飼うことができなくなってしまいました。
一人暮らしのきっかけの一つです。

唐突に何を言うかと言えば、毎日行くスーパーで見かけるちらしのことです。

にゃんだーガード。
震災後、避難区域のペットを救出しているボランティア団体があります。

警戒区域の皆さんは殆ど着のみ着のままで家を出て来たのでペットを置いてきてしまった方も多く、いくつかの動物愛護団体がその救助にあたりました。

その一つが田村市に拠点を開き、被災動物の保護をしているのです。
ちらしを見る度、足を止めて考えます。
私も、彼らを救う手助けをしたいな。
と。
募金や物資支援はできるのですがそれとは別に家に救出された子を引き取れないかな。
と。
ただ、私は猫毛のアレルギーがあるので猫は飼えない。
犬ならなんとかなるかな、と思うけれど外で飼うことになってしまう。
それは、気の毒じゃないか。一人暮らしで、良く家を空ける私が責任を持ってちゃんと飼えるだろうか?

そんなことをぐるぐる考えて、けっきょく一歩を踏み出せないでいたりします。
震災で被害を受けたのは人間だけではありません。
避難区域である都路村は都路牛でちょっと有名な牛の産地でしたが、今回の件で多くの牛が死亡したと聞いています。

避難所にペットを入れてはいれず、3月の寒い中車で野宿した人達もいます。
そして、置き去りにされそのまま死んでしまったペット達もたくさんいるのです。
その中で救われた命。
彼らに安息の場所を与えられたら。
同じ震災を生き抜いてきた者同士支え合えたら。

そう思ってはいるのですが‥‥。

当面は募金や物資援助をしながらよく考えてみようと思います。

にゃんだーガードさんのHPはこちらです。
nyanderg.web.fc2.com
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