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信じる福島

昨日の日進市の花火の件についてはまた感情的になってしまっていて、すみませんでした。
今向こうは台風で大変との事。
どうか大事ならないで皆さんがご無事で有ることを願っています。


でも、コメントで頂いたり、ニュースでもあったように、今回に関しては
「どうして中止にしたのか」
と福島を心配、支持して下さる方が多かった事は心の支えになりました。

Yahooのコメントも珍しくもありがたく大よそが福島を心配したり、中止を疑問視するものが多かったのですがでもその中に
「福島と名のつくものは全て信用できない」
と言う風に書かれていたものがありました。
その時思ったのです。

「信じる」そこが今の福島と、それを取り巻く環境の違い、なのかな。と。

福島では毎日、朝晩の放送で環境放射能の数値が放送されています。
また新聞には野菜など食品のモニタリング結果などが出ています。
私達は基本的にその数値を全面的に信じています。
今回の件に対して国の対応や、深刻な情報を隠した東電に対して信じられない気持ちは勿論ありますが、今、私達が生きる為に必要な検査結果をパニックになるからと隠したり、改ざんしている。

と思ったら福島では
生きて行けません。基準値を超える状況ではないと信じていつも通りの生活をするしかないのです。
原発に関しても同じ。
どんなにわめいても文句を言っても原発が早く収束するわけではありません。

そして私達に直接できることはありません。
だから状況は必ず改善すると信じて身の回りの除染や放射能への注意をしていくしかないのです。

頑張ろうと差し出された手が
「ひょっとしたら陰で私達を嘲笑しているかもしれない」
と思ったら誰とも付き合えないし
「福島はもう青酸カリ以上の毒がまき散らされた人の住めない街なんだ」
と疑ったら呼吸さえできなくなってしまいます。

私達は人の善意を、優しさを、明日への未来と希望を信じて生きて行く。

自主避難と言う道を選ばない以上
「原発は収束する、いつか、以前の福島を取り戻せる」
そう信じて生きる。それが今の福島に生きると言うことなのだと思うのです。

だから、どうか私達に信じさせて欲しいと思います。
人の優しさを、福島はまだ本当に見捨てられたわけでは無いと‥‥。
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