作 三浦綾子


某素敵サイト様にて紹介されていたので忠興がどんな感じか見たさに購入しました。
ガラシャの父、明智の婚姻の下りの時点でもう感涙。明智夫妻の人柄に何度身もだえたことか…!素敵だよ明智!正直忠興入る前に明智のできた人格にお腹いっぱい。
続いて藤孝きたー!!
忠興父に優秀の中にどこと無く胡散臭さを感じました(褒めてます)(そう見えねえよ)
あっさりご落胤説があっさり明智の口から出る罠(笑)
そしてとうとう与一郎(忠興)と玉の出会い。まあ子供なのに忠興ってば可愛くない!でもそれもまあいい!(何だよ)

信長の光秀の扱いにこれほどとは…と絶句しました。母上様が…。昔大河で見た磔焼きの場面は光秀の母上だったのか…。

玉と結婚した忠興。これからしばらくは仲良く…とか思ったら忠興のとんでもない嫉妬ぶりに唖然。続いて忠興の弟の、
「義姉上の子を下さい!」
に変態を見た。
いや一途かもしれんがそれはどうよ。

本能寺の変により幽閉される玉。忠興が恋しくて恋しくて、ようやく会えたと思ったら他に女作って子供も出来てた忠興にお前…!
でも忠興の玉への想いは本当らしく、玉の為に三年掛かってお手製の百人一首を作ってました。そこでもセンスが光る忠興(笑)

三男の光も可愛い!病弱!


さてそろそろいいですか。

初 之 助 のターン!!

玉が幼い頃から明智に仕え、嫁いでからも光秀の言葉に従い、光秀亡き後もつかず離れず見守る初之助。
幽閉されて寂しい夜も玉を慰める為に何処からともなく聞こえる初之助の笛。
何度「初之助!」と思ったことか。
最後にまた泣けてくる。優しくて一途な初之助に乾杯!


あれ?ガラシャの話じゃなくなったや。



2008.9.12