作 畠中恵
新潮社


しゃばけシリーズ第7弾ですよ!以前より発売されたのは知っていましたが、ハードカバーより文庫派なのでうずうずしながら待っていました!

兄は家庭を持ち、栄吉も菓子修行に行ってしまった為に若だんなは寂しそう。元より病弱であった為に若だんなの移動範囲は狭いのです。
そんな若だんなを元気つけたくてそれぞれ贈り物をしようと長崎屋から出かける妖達。果たして今日はどんなことが起こるのか。
って感じなあらすじなんですけども。ちょっと叫ばせて欲しい。

仁吉ぃぃいいい!!!!

ドラマを見て以来、完璧仁吉があのイメージなんですけどね。俳優さん。名前ちょっと今出ないけど(笑)
本当、若だんな第一な心配性だけでなく、教育係でもあるなんて、なんなの?!仁吉が教育係のツンなら、佐助は教育係のフォロー役ですね。ちょっと慰めるとか!
少しずつ成長していく若だんなも案外そろそろいい年齢なんですね。嫁とかどうするんだろう…。


あとね!予期せぬところからの伏線。思わず前刊を読み返しました。やられた!って感じなんです。畠中先生はそんな伏線も張られるのね!みたいな(笑)


巻末では漫画家・高橋留美子先生との対談をなさってまして、こう有名なお二人が互いに遠慮しながら話していたのが面白かったです。


次も期待してます!本当楽しい!