作 川崎桃太


東京行の時に新幹線内で読み終わりました。
いやー面白いよこの本。
区切りが短くて読みやすいです。たまに年代が前後しますが是非もなし。
この本で初めて信長が可愛いと思いました(え…)
今までって、「怖い」「短気」「非情」なイメージでしたが、神云々までは大変理知的で、フロイスの土産に喜んでも全部はもらわないような人でイメージ変わりました。
特に時計の贈り物の時!
『予は気に入ったこれ(時計)を触り過ぎて、いつか壊してしまうであろうから時計を受け取れぬ(みたいな内容。うろ覚え)』
って信長様!
可愛いなちくしょう!(落ち着け)
他にもちろりとですが三成が接待したり、九州のキリシタン、大友宗麟やら有馬とか大村やらが出てきて勉強になりましたー。
ゼウスの教えやら一神論なのにも納得。そういう考えか…。
あとはそうそう、謀叛が発覚した時に、切腹を許されるのと処刑されるのと、すごい大きな違いがあるのを知り勉強になりました。自害だと嫡子は許されるんだそうです。処刑だと家族もろとも。
『江戸城の宮廷政治』の次に面白く、勉強出来ました。是非!
…フロイスの『日本史』も読みたいが長い。この本は『日本史』のダイジェストらしい。





2008.06.11