作 永井路子


休みだった月曜日、本を売ろうと抜き出していたらぽろりと出て来た戦国小説。
懐かしくて流し読みしてました。
多分初めて戦国を読んだのがこの本です。父の本棚から持ち出して読んでたのは小学生高学年の時。一番本に飢えていて読めればいいとばかりに読んでいました。当時分からないことばかりで殆ど飛ばしてましたが。
ちょうど大河で『黄金の日々』みたいなタイトルで秀吉をやってたから興味半分だったんでしょう。
おねね様が主人公の話。
今改めて読むと小学生が読むには濃いなあ…。
秀吉が浮気しすぎなんだ。
でも読み返したらすごい楽しかったです。
だって於虎が!於虎可愛いな!
賎ヶ岳で一番首を上げた市松に比べ、自分は何もしなかったから褒美をもらいすぎだとおねね様に言いに来たなんて可愛い奴め!(五月蝿いな)
あとやっと浅野家やら秀次、秀秋の親戚関係が分かりました。

秀次が秀吉の実姉の子。
秀秋がねねの兄の子。
浅野長政はねねの妹ややの夫。
ねねとややは浅野長勝(ねね達の伯父)の養子。
浅野長政は長勝の甥で婿養子になる。
浅野長政はねねより一つ年上だけど妻の姉なので義姉上。
秀次、秀秋、幸長は従兄弟。

…すごいよ。従兄弟関係がカオスだ。
うまくいかないよ!(笑)
戦国って家族関係すごいよね…。





2008.04.23