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福島の検査体制

福島のお米、全袋検査の中、先日初めて基準値超えのお米が発見されました。
須賀川という今までノーマークだった場所からの発見は福島県全体に衝撃が走りました。
今まで、警戒区域から持ってきた精米機で精米したお米から基準値超えが出たことはありましたが、お米そのものから基準値超えが出たのは初めて。
でもその農家の他の袋からは基準値超えはなく、その地区の他の袋からも基準値超えは出ていないという話。
でも現時点では自粛要請も出ていますから、原因が究明されるまでは出荷制限がかかることになりそうです。

基準値超えと言っても100ベクレルでは安心できないし、基準値以下と言っても99ベクレルなんてこともあるんじゃないか!
という人もネットではまま見かけます。
確かにその不安は無いとは言い切りません。
ただ、ある意味今回福島県で全袋検査をしているからこそ、この基準値超えの米は見つかって、水際で止められたのだとは言えないでしょうか?
農協の方に聞いたところでは今の所全袋検査においてはだいたい40〜60くらいを基準に設定して、それを超えるものは再検査などをしているということでした。
新聞にも60ベクレルを超えたお米を再検査した、なんていう話が乗っていたりもします。
今年、福島の米農家は本当に! 死に物狂いの努力をしてきました。
昨年、500ベクレルを超えた米の栽培地域を抱える二本松市などは市をあげて取り組み、不検出や1.1ベクレルクラスの米を作り上げているくらいです。
まあ、それでも福島のものは怖いから食べないという人はいるでしょうし、それを否定するつもりはありません。
でも、私は今回の件は、福島の本気と努力をある意味証明する結果ではないかと肯定的に考えています。

福島のお米はしっかりと検査をしている。
買うか買わないかは自己判断。
それで、いいのではないでしょうか?
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