スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

食品新基準から半年

食品の放射性物質の新基準が採用されて約半年。
福島県の食品検査のホームページを見てみると、新基準100ベクレル以上を超える「農産物」は殆どないことが解ります。
現時点では一部地域の『栗』『チチタケ』のみ。
梨、桃、リンゴをはじめとする果物も殆どが検出限界以下であったり、出ていても40ベクレル以下だったりします。
(ちなみにこの40ベクレルというのは武田氏が食べても影響がないと言っている数値です)
私達は普通に福島県産野菜などを食べています。

最初の頃は暫定基準の5分の1になって出荷が厳しくなると心配されていましたが、とにかく少しでも安全なものをという農家の方々の努力で、いざ収穫、検査となってみれば殆どが超過なしで済んだのです。
でも福島県産というだけで全国での売り上げや、出荷量は落ち込んでいます。

福島は果物王国。
桃が終ってこれからはリンゴやナシがシーズンになります。
福島や、国見、飯坂近くのフルーツラインには梨狩りやりんご狩りの店も多く、私も子供のころから何度も行きました。
でも、日曜日に会った知り合いの梨狩りの果樹園の人は
「秋のシーズンの梨狩りとか、リンゴ狩りの収入は本当に減った」
と言っていました。

何が、どこまでで安全か解らない放射能が相手ですから仕方ないと言えば仕方ないのですが、木の皮を剥ぎ、土を入れ替え、水に気を配り、本当に必死の思いで頑張っている人達の気持ちと努力は解って欲しいと思います。

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2012年10月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
アーカイブ