ここは原発最前線の町

私は残念ながら（？）当たらなかったのですが今日は朝、国道沿いは交通規制がかかってました。
見た人の話によると白バイやパトカーがたくさん走っていたそうです。
どうやら明後日に近づいた天皇陛下の川内村入りに向けての警護のリハーサルらしいです。
最初はヘリコプターでいらっしゃる予定だったという両陛下。
急遽新幹線に変更になり、郡山駅からお車で田村、そして川内村に入る予定とのこと。
川内村では除染作業や仮設住宅を視察され、お声をかけられるとのことでした。
田村市は特にその件については広報も何もないのですが、常葉の行政局でどうやら休憩されるらしく、心なしか皆さん、慌ただしくしていたようです。

県知事同行して案内する予定だとか、新聞にはいろいろ載ってます。
田村市に天皇陛下がおいでになるというのも初めての事なので見に行くべと話す人達の声もちらほら。
多分、一生にそう何度もあることではないと思うので、私も仕事はあるのですが、時間があればご尊顔を拝せないかどうか、時間の頃、沿道に行ってみようと思っています。

でも、こういう話を聞くにつけ、素通りされるだけの田村市がちょっとふがいなく感じます。
仮の町の前段階となる県営震災住宅も郡山、いわき、会津などが中心に建設されるらしく田村市にはオファーはなかったようです。
原発から近すぎて、心配というのはあるのでしょうけれど、遠いから安心、近いから危険というものではないのが原発事故だと解っている筈。
もっと震災の復興の為にもっと積極的に動いたらいいのに、と思うのは下っ端の無責任な考え方でしょうか？