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仮の町の未来

今日、福島民報という新聞の一面に仮の町をどのくらいの市町村が受け入れるかというアンケートを各市町村に行った結果、というのをやっていました。
あくまで新聞社の独自調査という事ですが26市町村が受け入れの意向を示しているのだそうです。
我が田村市も受け入れるという回答でなんとなくホ。

未定や受け入れしないというところは市町村としての規模が小さいところが殆どですから仕方ないことですし、受け入れるという町だけでもしっかりとした整備が出来れば避難した人達がある程度安定した生活ができるくらいにはできる筈です。
とはいえ、まだ問題は山積み。
災害公営住宅を一か所に集中させる集中型か、分散させる分散型かという話になると言う話から、実際問題としてどこを仮の町にするか。
コミュニティを維持したまま、新しい街に移れるのか、などなど。
そもそもこの話も新聞社の独自調査なので、はっきりと決まったわけでもないですから。

震災からもうすぐ2年近くが過ぎようというのに、まだ具体的な話も出てこないというのは困った話ではないかと思います。
仮設住宅の使用期限は最初は2年。その後1年追加され3年間利用可能になったらしいですけど、所詮は仮設。いつかは引っ越さないといけないわけですし借り上げ住宅に住んでいる人達もずっと、家賃を払って貰えるわけでもない。
早く、安定した場所で過ごせるようにしたいと思うでしょうし、私達だってそうなって欲しいと思います。

来年にはセシウムの最初の半減期も来ます。
そのあたりまでには仮の町をどこに作るか、今後どうするかなどをはっきりと決めてあげてほしいと思うのですが…。
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