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11ベクレルのハンバーグ

これも話題としては少し遅いのですが、少し前に岩手県にとても良心的な食肉加工業者さんがあります。
しかし、地元岩手と密着し、地元牛で拘って作っていたハンバーグは、震災後牧草地に汚染が発生し、一部の牛肉が国の基準値以下ですがセシウムを検出するようになってしまいました。
地元の畜産農家さんの苦労が解る為、この加工業者さんはその中でも特に数値の低いものを加工し、さらに自社の手作りハンバーグを検査して
「このハンバーグからはハンバーグ1キロ当たり11ベクレルの放射性セシウムが検出されます」
と表示して販売しています。
(以前は6ベクレルでした)
正確な表示をしたがゆえに、最初は売れず在庫の山であったそうです。
今はアマゾンにも出品し、そこそこ売れている様子。
実際、添加物なしの真面目に作ったハンバーグは美味しそうです。
私は放射性物質の検査結果を数値で表してしまえばいいと何度も言っていました。
そして、それをやっていらっしゃる会社があります。

さて、皆さんはこれを買いますか?

私は買います。
もういい年ですし、たぶん結婚の縁もこれからはそう無さそうですし(;;)
でも子供がいるうちとかは避けたいと思うかもしれません。
それは当然のことです。無理ないと思います。
ただ、今の世の中、普通に売ってるシリアルや麦茶からでもセシウムが検出されます。
1kgあたり11ベクレルというのは十分に低い数値で許容できる範囲ではないかと思います。
加えて1kgあたり11ベクレルということは100gで1.1ベクレル。
このハンバーグは180gなので約2ベクレル。
あの武田氏ですら1kgあたり40ベクレル以上のモノは食べるな=40ベクレル以下のものならとりあえず安心。と言っています。
それなら自分の食べるベクレルを把握できる分、こちらのハンバーグの方が安全とは言えないでしょうか。
この食肉加工業者さんは、放射能汚染についてみて見ぬふりや無かったことにする業者さんが殆どの中、とっても誠実に真面目に取り組んでいらっしゃいます。
こんな会社が増えてくれると共に、この真面目な取り組みを評価してくれる人がもっと増えてくれたらいいなあと思っています。
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