スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

あたりまえを、あたりまえにする為に

ふるさとのお米を、安心しておいしく食べる。
そんなあたりまえのことを、
もう一度、あたりまえにしたい。
あたりまえを、あたりまえに。

これは米穀販売会社「むらせ」のCMです。
お米を扱う会社の中で郡山に拠点を持つ「東北むらせ」はかなり厳密な放射能検査をしていることで有名。
玄米を運び込んだ車や玄米の袋のスクリーニング検査。
玄米と、精米状態での検査で20ベクレル以下のものは受け入れず、販売せず、出荷もしない。
厳しすぎるという声もありますが、これくらいしないと消費者は納得しないという「むらせ」の意見は正しいと思います。
そして今年の全袋検査。
先日のうまいものまつりの時、富士電機がデモンストレーションとして全袋検査を行う為のベルトコンベアー式検査機械を公開していました。
袋を一つ一つベルトコンベアーに乗せて検査する。
何袋化に1袋混ぜてあった「去年のを借りてきた」という汚染米には反応し、そうでない米には出ない。
私は汚染米と呼ばれるレベルのものを確実に発見する方法としてはありではないかと、実物を見て思いました。

放射能検査に近道なしと言われる中、努力によって検査技術を完成させた企業。
徹底した検査を行うことで「福島の米」を販売してくれる販売会社。
そして、必死という言葉以外ないほどの努力で今年も米を作った生産者。

皆の願いはきっと3.11の前は当たり前だったことをもう一度、取り戻すことであると思います。

あたりまえを、あたりまえに。

これはきっとこれからの福島を支えていく言葉になるのではないでしょうか?
今年は全袋検査をクリアしないと、自家消費米も寄贈米も農家の蔵から出ることはできません。
願わくばすべての袋が〇となりますように…。

前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2012年09月 >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
アーカイブ