これは、田村市滝根町のゆるきゃらオリオンちゃん。
今回のゆるキャラ万博の第二位です。
詳しくは後程。
8月の24時間テレビに続き、またマガジンの人気作家さんが福島にサイン会に来て下さいました。
森川ジョージ先生(はじめの一歩)
福本伸行先生(カイジ)
赤松健先生(魔法先生ネギま!)
山本航暉先生(ゴッドハンド輝)
雷句誠先生(どうぶつの国)
西本英雄先生(もう、しませんから!)
8月の時は整理券配布の定刻に来てもまだ何人かの先生以外は選べるくらいの余裕があったので、割と甘く見ていたのですが…何か嫌な予感がして念の為受け付け開始から2時間早い8時に会場であるカルチャーパークに到着しました。
そして、見つけた長い行列。
「あの…サイン会の列は?」
「あれですよ」
「ええっ!!」
見れば先に100人以上が並んでいます。
ヤバい!!
速攻並びましたがたちまち後ろには前よりも多いくらいの人間が列を作っていきます。
10時まで寒い中待ち、ドキドキしながら受付をしました。
その頃にはかなりの先生方の整理券が配布終了。
私の番の時点で、もしできたら子供達への分として欲しかった方の分は無くなっていました。
でも、私の本命の先生は残っていたので嬉しかったです。
その後20人も立たずすべての先生の配布が終了。
ハンパない…。
福島のマンガ好き舐めてました…。
9時過ぎに来た妹たちは間に合わなかったようです。
その後、たくさん並んだ各地の名産の屋台を廻って美味しいものをたくさん食べることができました、
大好物の肉まきおにぎり。あんこう汁。大なべの芋煮汁。ハム焼きにコロッケ。小さなたい焼き,ちょぼ焼き。浪江焼そば。ボンガーズのアイスも美味しかったです。
そして12時過ぎから漫画家の先生方のイベントが始まりました。
まずは全員で福島へのメッセージボードを作成して下さいました。
その様子は巨大スクリーンに映し出されていたのですが、目の前で良く知る絵が出来ていくのは本当に感動するくらい見事でした。
雷句先生は指を上手に使って色を乗せていたりも。
メッセージボード完成の後、舞台上でサイン会が開始されました。
皆さん、一生懸命丁寧に絵を描いて下さったので時間が押してしまい、場所を壇上から下に変更する一幕もありましたが他はスムーズに進行したと思います。
こういうサイン会のいいところは、漫画家さんの絵を描く様子を目の前で見れることと直接お話しできること。
福島に来て下さった事とサインのお礼を言ったのですが
「また福島に良ければj来て下さい」
「必ず、また来ます」
そう答えて下さったのがとても嬉しかったです。
その後、サインを貰った人同士で見せっこしたりして本当に楽しい時間を過ごせました。
貰った人、皆、嬉しそうに笑顔になっていました。
ちなみに、頂いたサイン色紙は主人公のライバル。
24時間テレビで貰った主人公と並んで今、飾ってあります。
私の宝物です。
次はぜひヒロインと並べてあげたいですね。
明日、というか実はもう今日からやっているのですが郡山のカルチャーパークで
「ふくしま再興祭り」というのがあります。
『東日本大震災から1年が経ちます。
福島県の復興・再生への道のりは、まだ長い時間がかかるかもしれません。
だからこそ、“笑顔”が必要です。
県内外の多くの人たちとつながりながら、あらためて福島を見つめ、明日の福島に希望を見出していきたいと考えています。
ふくしま再興に向けて、そのひとつの“チカラ”になりますように・・・。
そうした思いを込めて、春を迎える3月24日(土)・25日(日)、多くの皆さんの支援を得て、つながろうふくしま「ふくしま再興祭り」を開催します。会場の「郡山カルチャーパーク」には、福島の人たちに、元気と明日への希望を感じてもらうためにたくさんのイベントを用意しています。
福島のみなさんと一緒になって、“笑顔のチカラ”で、明日の福島の希望を見出すイベントにしていきたいと切に願っています』
という主催者メッセージ。
今日は高橋まことさんや布袋寅泰さんのライブなどがあり、巨人軍の方の提供した品によるチャリティーライブなどもあったようです。
そして、企業ブースなどの他、各地の名店が多数参加していて主にB級グルメですけど、鉄板焼きやいろんな食べ物の出店が出るとか。
明日は福島食材で作る大鍋料理が販売されたり、霊山太鼓の演奏やハワイアンダンスショー。
ゆるきゃら万博と言って福島県内のゆるきゃらが大集合するイベントとかもあるようです。
田村市は「カブトン」「オリオンちゃん」という二体がノミネートされて、オリオンちゃんが決勝に残りました。どんな子かは明日、写真を撮ってきます。
勿論、私も参加予定です。
お目当てはマガジンの漫画家さんのサイン会。
24時間テレビの時にいらして下さった漫画家さん達がまた来て下さるのだそうです。
今回は皆で巨大ペインティングなども行うとか。
24時間テレビの時に貰った「がんばろう たむら」のサイン色紙は各地の児童館を巡り、子供達を笑顔にして、今は町に寄贈して今も別の場所に避難している岩井沢児童館の子供達の所にあります。
皆喜んでくれて、話題にしてくれたので、また同じように頂けたらいいな、と思っています。
また、漫画家さん達にお礼も言いたいですし。
もし、興味があって来られるチャンスがある方がいらっしゃいましたらぜひ、おいでください。
『あなたが遊びに来て下さること。
それがふくしまの私たちにとって何よりのエール。
感謝の思いはとても言葉だけでは足りません』
「ふくしまから ありがとう」
というキャンペーンがやっていたのは今年の2月からの事。
抽選で「福」のお返しギフトと言って福島県産品を贈るようです。
高速道路の無料化終了と合わせたわけでもないでしょうが3月の31日でキャンペーン自体は終了。
でも、福島から助けて下さったみなさんへの感謝の思いは終ることもないし、消えることもありません。
貰うばかりではなく、返したい。
そう思う気持ちが今後も色々な形で福島から発信されることと思います。
…このブログでも何件か
「福島はもうあきらめろ」「何かをしようとするな。放射性物質をまき散らす」
という拍手コメントが見られたりしました。
今も、ネットではそう言う人も見受けられます。
でも、そんな人よりも福島に手を差し伸べてくれる人の方が絶対に多いと私は思います。
たくさんの差し出された手があったからこそ、今、私達はこうしていられるのですから。
今年の福島のキャッチフレーズは
「ふくしまから はじめよう」
「ふくしまから ありがとう」の気持ちを胸に、福島県民は前を向いて歩いています。
だから、皆さん、どうか福島を嫌いにならないで下さい。
『私たちに福を下さるみなさまへ。
来てくれたあなたにどうかたくさんの福がありますように。
またふくしまであなたとお逢いできる日を
楽しみにしています』
震災後、いち早く福島県から町ぐるみで避難した双葉町。
埼玉県のスーパーアリーナに移動した双葉町の方は、関東の人達にとって直ぐに手の届く被災者という事もありボランティアなど大勢の人にとても良くしてもらったという話を、先日知人から聞きました。
とはいえ、その知人も埼玉から福島に戻ってきた人の一人。
7000人からの人が震災直後避難したそうですが、今残っているのは数百名足らずとの事。
残った人の一部はさらに自主避難をしたようですが、殆どの人は県内の仮設住宅や借り上げ住宅に戻ったそうなのです。
やっぱり故郷に戻ってきたいという思い。
いつまでも頼ってばかりではいけないという思い。
モンスター被災者と呼ばれる被災者であることに甘えてしまう被災者も少なくないながらもいる中、町の保護が得られなくても自分達で頑張ろうと戻ってくる人もたくさんいるのだと思います。
双葉町の町議会は町機能を福島に戻すという決議を可決したのだとか。
田村市に来たらいいのに、と個人的には思います。
田村市は警戒区域を抱える為か、他市町村の受け入れは殆どありません。
避難準備区域も解除されて仮設住宅も空きがあります。
仕事も、土地もいっぱいあります。
放射線量も比較的低めで、何より双葉町まで30kmもありません。
故郷に戻れる日が来たとき、直ぐに戻れると思います。
そんな人はごくわずかですが、いつまでも「被災者」であることに甘えていてはいけないと私は思います。
せっかくあの大震災を生き残ったのですから、生きていることを大事にしてほしいです。
もし、田村に来られたら私は同じ福島に生きる仲間として大歓迎しますから。
私の言葉は、本当に一意見であり、避難の苦しみを知らない甘い人間の言葉でしかないと解ってはいますが…。
昨日は冗談めかして書いていましたが、春分の日。春彼岸。
お墓参りに行ってきました。
花を買っておはぎを作って。
墓地にはたくさんの人がお墓参りに来てました。
子供の頃は興味が無くて殆どお墓参りはしていなかったのですが、ある程度の歳になってからは割と真面目に行くようになりました。
もっとも昨年はそれどころではなくて行けなかったですけれど。
お墓が地震で倒れたり、ひびが入ったりして修復していた人も多いですが、岩手、宮城の方ではお墓も流されたという方、ご位牌さえなくなってしまったという方も少なくありません。
警戒区域の方達はお墓参りも出来ない状況が続いています。
それを思えばこうしてお墓参りが出来る事さえもありがたいことで、御先祖様が守ってくれたのかもしれません。
先週NHKで「グレーテルのかまど」という番組を見ました。
大人の女性の為のスイーツを特集したちょっと変わった料理番組ですけど、それで「ゲゲゲのぼたもち」というのをやっていました。
以前朝ドラで話題になった水木しげるさんの奥さんの作るぼたもちの話でしたが
「今、自分があるのは先祖があったからこそ」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
人間というのは生きているだけで、奇跡的であり、どんな苦しいときが続いても諦めなければきっと未来は開ける。
そんな思いが伝わってきて、それに素直に共感できました。
震災があったからこそ、そう思えるのかもしれませんが。
ちなみに皆さんはぼたもちは何がお好きですか?
私はあんこ(絶対粒あん)とごま砂糖が好きです。
きなこは嫌いじゃないのですが、あと、ずんだもよく食べます。
母や水木さんほどうまくは作れませんし、時々閉店間際安売りのぼたもちを買ったりするくらいですが。
そう言えばお店のぼたもちで不思議なのはごま砂糖のぼたもちはなぜか必ず中にあんこが入っている事。
私はなんにも入っていない方が美味しいと思うのですが皆さんはどう思われますか?