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福島に戻ってきませんか?

震災後、いち早く福島県から町ぐるみで避難した双葉町。
埼玉県のスーパーアリーナに移動した双葉町の方は、関東の人達にとって直ぐに手の届く被災者という事もありボランティアなど大勢の人にとても良くしてもらったという話を、先日知人から聞きました。
とはいえ、その知人も埼玉から福島に戻ってきた人の一人。
7000人からの人が震災直後避難したそうですが、今残っているのは数百名足らずとの事。
残った人の一部はさらに自主避難をしたようですが、殆どの人は県内の仮設住宅や借り上げ住宅に戻ったそうなのです。

やっぱり故郷に戻ってきたいという思い。
いつまでも頼ってばかりではいけないという思い。
モンスター被災者と呼ばれる被災者であることに甘えてしまう被災者も少なくないながらもいる中、町の保護が得られなくても自分達で頑張ろうと戻ってくる人もたくさんいるのだと思います。
双葉町の町議会は町機能を福島に戻すという決議を可決したのだとか。
田村市に来たらいいのに、と個人的には思います。
田村市は警戒区域を抱える為か、他市町村の受け入れは殆どありません。
避難準備区域も解除されて仮設住宅も空きがあります。
仕事も、土地もいっぱいあります。
放射線量も比較的低めで、何より双葉町まで30kmもありません。
故郷に戻れる日が来たとき、直ぐに戻れると思います。

そんな人はごくわずかですが、いつまでも「被災者」であることに甘えていてはいけないと私は思います。
せっかくあの大震災を生き残ったのですから、生きていることを大事にしてほしいです。
もし、田村に来られたら私は同じ福島に生きる仲間として大歓迎しますから。

私の言葉は、本当に一意見であり、避難の苦しみを知らない甘い人間の言葉でしかないと解ってはいますが…。
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