作 瀬王みかる
集英社オレンジ文庫


この卯の花さんちシリーズが地味に好きなのですが、新刊だー!と買ったらまさかの最終巻でした…嘘だろ…。
今回は月一族の血を引く少女がやってきたり、朱璃さんの育ての親の辰巳さんがやって来て月一族関係の過去話きたー!!とわくわくしながら読み進めていました。いえ、決して明るい話ばかりではないのですが、これまで謎が多いのでそこが分かるとわくわくしてしまうのですよね…不老不死の一族のロマン…。辰巳さんに関しては切ない話でもありましたが…。
その後の若葉さんの新たな門出は、おめでたいんですけど正直打ち切り感があってなんとも微妙な気持ちです。
もう少し色々な話をこのシリーズで読みたかったというのが、正直な気持ちなのでちょっと残念です。