作 清家未森
角川ビーンズ文庫


今回は前回の続きと、別枠で短編が二つ入ってました。
エルミアーナの王子様達との話と、ジャック団長の恋路についてです。

前回がとんでもないところで終わっていた為にハラハラしていましたが、ミレーユが無事な上に健闘していたみたいで…!!
今回は何やら色々と発覚しましたねー。
あの姉弟のしでかしたこと、イルの正体、フィデリオのこと、そのフィデリオにミシェルの正体がバレたこと。
そしてアルテマリスを経つ前に入ってきた連絡等々。

アルテマリスの人々が割と好きなので婚前旅行が終わってしまうのは寂しい気もします。フレッドやセシリアとミレーユの組み合わせでバタバタしているのが楽しくて微笑ましくて好きなんですけどね。
ミシェルとして騎士団にいた時も好きだったので、ドタバタ傾向の方が好きみたいです。なんか陰謀とかよりも安心して見られるというか…。

騎士団といえば、ジャックの恋路についてですが、これまであまり多く語られてこなかった、ミレーユの母であるジュリアさんの口から当時の話が出るというのは大変貴重だなーと思うと当時に、これは大人だわ…と読んでました。
もう、あれだよ、団長はずっとイゼルスとセットでいいよ!あ、でもイゼルスさんは単品でもおいしいですし、エルミアーナとのやり取りもなんか好きでした。
もっと!イゼルスさんにも幸とスポットライトあれ!!(笑)

全然主人公について感想が書かれてませんが、今回はこれにて。