作 古橋秀之(GoRA)
講談社BOX


SIDE:REDよりも先に手にしていながら、読み終わるのが遅かったのはSIDE:REDで満足してしまったからだとか、はははそんな訳ないじゃないですかはっはは…。

はい、そんな訳でSIDE:BLUEです。
赤本の約数年後の話になります。
赤の方は割と淡々としながらも楽しげな感じだったのですが、青本の冒頭がちょっとお堅い感じです。蓋然性特異点の話から始まったからというのもあります。話がセプター4メインというのもあるでしょう。
読み終わって、ますます宗像室長がよくわからんくなりました。赤は周防さんが近く感じられたのですが、青は室長の謎が深まるばかりで、更にいえばすごい人なんだろうけど食えない人っていうのが強まった感じですね。
セプター4の秋山達は隊長格だったってことを初めて理解しましたが、現在その上っぽい伏見は実はハイパー出世なんですかね。
話の中では今のセプター4を形にする前にあたります。
主人公?な楠原さんが好印象な青年に対し、伏見登場時の不審感よ…。楠原さん好きだったのになーと思いつつ、配属後の伏見に働きに目を見張るばかりです。
正直、後味は多少気まずい終わり方でした。ただ日高や榎本に好感を持つ一冊でしたね。
ざっくりとした感想ですが、そんな感じでした。