作 米澤穂信
角川文庫


氷菓シリーズの2冊目になります。
ちょっと間、積み本と化していた為、電車移動時に読破しました。
今回は先輩の依頼により、文化祭に向けて制作された映画の試写会から始まります。
映画の中身はミステリー。途中で途切れてしまった真相を明らかにするべく、オブサーバーとして先輩方から話を聞くこととなった古典部メンバー。

ミステリー映画の真相ということで、個人的には前回よりもさくさく読めました。
相変わらず主人公・折木奉太郎のお姉さんが関わってる感じですが(笑)わりと奉太郎が前向き(?)に事件と向き合ってるような印象でした。『女帝』にいいように操作されていたとしても。

なんだかんだで、仲良くなってきた感じの古典部が好きです。