作 夏川草介
小学館


友人よりハードカバーの物を借りて読みました。
前回のよりも更に深く、泣かずにはいられない内容となっております…。

前回が患者さんについてならば、今回はその患者さんと向き合う医者サイドがメインとなっております。
好きになった途端にこれだから…(涙)
医者という職業のハードさもさることながら、人の生き死にに向き合う人間としての意思も本当に…すごいなと思いました。
季節の移ろいと花を用いた各章もとても爽やかです。

作者さんが多忙そうなので、次巻がいつになるか予想できませんが、次の巻も読みたいな、と思わせる読後感でした。