中学生の頃までは、脳内に自分とは違う人たちがいて代わる代わる身体を操縦していると思っていた。
だから、脳内での雑談とかみんなしていると勘違いしていた。
平気で口に出して会話をしていたんだ。
恥ずかしい話だ。
自分の常識を周囲に押しつけているのだからな。
当時の自分は、物分かりが悪い世間知らずの愚かモノだ。
物覚えも凄まじく悪くて勉強や運動も劣っていて。
それなのに面倒くさがりの諦めてばかりのダメ人間。
取り得なんて悪いことをしないだけの臆病もんだっただけさ。
今も、この先も、変わらずにこんな人間をつづけていく気なんだろう?
さっさと死ばいいのにね。
その分の金は少なからず残してあるんだから。
受け入れたくないものばかりだよなぁ。
過去を振り返ればトラウマだし、
未来を慮れば憂鬱になるし、
現実と向き合えば傷つくし。
そこまでして生きる意味ってある?
生きるための理由があれば何か違ってくるだろうけど。
苦痛を我慢するほど出来た人間ではないのだ。
周囲の人間との違いは『脆さ』なんだろう。
別の意味でなら耐えられるが、当たり前に起こる苦痛にはすぐ壊れてしまうんだろうな。
素になればなるほど社会人として自分がクソなのがよく分かるよ。
悲しいくらいにね。
でも、仕方ない。
何も成して来なかったのだから。
学生時代、ウジムシと変わらないほどの役立たずだったしね。
今からでも何か打ち込めたらいいね。
そうして死ねたらいいのにね。
私には持ち合わせてはいないのさ。
悲しいことね。
人間って自己を壊す思考は持っているけど。
限度を越えられないようにできているよね。
それを壊すには相当な力が要るわけ。肉体と精神へ。
でも、それが壊れたら大変だから、別のもので代用する。主に精神が先になってしまうと思う。
肉体へ危害を加えないように、ね。
人によって壊れるものが違うだろう。症状も違うだろう(視覚、聴覚、触覚……など)
精神が壊れることによって引き起こさる。
それでも、これらは全部、脳みそに繋がっている。
脳みそが壊れていくんだ。
精神が脳みそを騙してさ。
そして、壊す。
想像してみて。
あなたの後ろに髪の長い女性がいる。
その女性が怨みを孕んだ血走った目であなたを見つめている。
ずっと、あなたの行動をその女性が監視している。
一瞬の幻覚だとしても。
あなたの脳は、長い髪と血走った目の女性の姿を見ている。
その一瞬が、一時間…一日…と続いたら……?
もし、あなたの耳元で女性の息遣いが聞こえたら……?
肉体を壊さずにはいられない。
性格がいつもと違う人になるとその反動がすごい。
昨日、短大時代の友人ど食事してきた。
昔、言えなかったことを言えるので、楽しかった。
まぁ、リア充みたいな恰好をした(仙台にいったから)のと仕事用の性格ではなかったので。
帰ってきてから、精神がおかしくなってた。
反動というか鬱だったり、キレやすくなったりぐちゃぐちゃになっていた。
まぁ、それだけのことなんだけど。