私の世界には、家族と数少ない友人と中の人というもう一人の私で構成されていると思う。
誰にも理解されない私の世界。でも、それが私の世界。
口に出すのも憚れる。
だから、この日記だけが私の世界の内容を遺される場所。
私たちのこと、『月宮』はいわば名字で。中の人全体をさすこともある。
だが、それだけではなく『月宮』には核がある。生まれもった本来の人格だ。その意味でも『月宮』と呼ぶこともある。
月宮以外の考えは中の人の個人の考えだと思っている。
内部事情をだらだらと書くのは創作のようで嫌だからここで切ることにする。
上と似たよう話であるが。
私たちの脳内は、会話と映像の譲渡で日常に支障がないように運営している。
私たちはサポートがないとやっていけないのである。
人と深く関わりを持つほどそのサポートが必須になる。
それでも、ボロが出るためなるべく短く付き合い。会わなくなるのならもう二度会わないようにしている。
私の本性は中の人によってころころと替わるし、記憶もバラつきがあるからだ。
上辺だけの付き合いで充分である。
深く関わり合いになればそれだけ互いが傷つくのだ。
*駄文を載せいます。自己満足で書いていますので誤字などが多々あると思います。
「私たちは誰かの所有物なのよ」
机の上に顔を伏せた少女は言った。少女の白い両腕が顔の輪郭まですっぽりと隠されていて。今、どんな表情を浮かべているのか分からない。
「学校にいても家に帰っても私たちは誰かの息をかかってるの。それがとても辛い」
「仕方ないよ。養われている立場だし……。それが嫌だったら自立しないと」
「ムリよ。どんなに足掻いても誰の物になっちゃうわ。それに」
少女の体はビクッと肩を震わせた。泣いているのか?と半ば呆れつつも言葉を選ぶ努力する。彼女はヒステリックになると大変なのだ。
「きっと私、親から離れられないように育てられたのだわ。だから一人で行動できないのよ」
(大げさな……)と口に出さず、少女の旋毛辺りを見下ろした。
「子供子供ってずっとそんな感じで。こんなに肥えてしまったのに私の偏食にも怒りもしないのよ」
「君は偏食を怒ってほしかったの?」
少女は「いいえ」ときっぱりと否定した。本当に彼女はめんどくさい人だと思う。
「私がすることを肯定するフリをして結局は私は何もしてもダメだから否定するの。アナタはこれよりもこっちの方が良いわって」
「その繰り返しで。私は満足するまで何かをしたことなんてないのよ」
「あ〜。それは辛いね」
「卑怯なのよ!もう私が何がしたいのか分からなくなったわ」
一頻り喋った少女は「・・・疲れてしまった」と最後に小声で呟いて黙ってしまった。
少女はどんな行動をしても離れられないと悟ってしまったようだった。
自分からすれば、彼女のそれは思い込みのような気がする。関係を断てば済む話なのだから。
ただ、どこに身を寄せたとしても誰かの息がかかってくる。また、自分も誰かに息を吹きかけているかもしれない。
まだ少女はまだ幼い故にその事に気付いてないだけなのだ。
自分は少女に伝える気はない。
こんにちは。
昨日、また一つ歳をとりました。
ま、昨日は何の変わりなく仕事して寝ましたよ。
何事も普通が一番いいので「誕生日おめでとう」って祝われるとちょっと困惑します。
逆に気を使うし、言われる度に落胆します。
また、歳をとっちゃったのか、とね。
人生を惰性と怠惰で歩んでいるので、充実に満足に生きた(生きてる)と思えないんです。
どう頑張っても生かせてる感が強くて。
それが悩みの種だったり、人としてそれでいいのかと頭を抱えてしまいます。
もがいても人生という泥沼に沈むし、何もしなくても沈むし。
もうどうにでもなればいいよ、と。
すべて投げ出したくなります。
まぁ……半分以上、私は投げ出していますが。
私は自分自身に人生という時間を捨ててます。
私としてはこの世は生きづらいのです。
友達と遊びにいって帰ってきた夜はどうしてこんなに非現実なのだろうか。
楽しい時間を過ごしたのに。もう記憶がぼやけてきている。
覚えていたいのにさ。嫌になる。
それになんでたかな。
気分が高揚すると人に甘えた子供みたいな性格になる。その分、嬉しいだと思う。
でも、その性格ではうまく伝えられないんだ。
辛いとか悲しいとかうまく分からないから。
それにすごく自分はわがままになる。
空気を読めなさが倍になる。
普段しているあの人生観の話とか出来なかったんじゃないのか、と不安になる。
今度いつ会えるか分からないのに。時間を無駄にさせたんじゃないだろうか。
ダメすぎるな、自分。
文章がぐちゃぐちゃだ。頭の中もぐちゃぐちゃだ。
私たちはどんな辛い目にあっても挫けず、めげず生きなさいという権利があります。
死んではいけないんです。法律でも自殺者は罪になるのです。死んでいるので罰せられないだけです。
命は尊いものです。
尊い命のために私たちは生きるのです。
たとえ、人格が破綻しかけていたとしても。肉体の一部が欠損してしまったとしても。
命を粗末にするなんて以ての外です。
私たちが死にたいと思った時、誰かは生きたいと願っているのです。
病気や事故で長く生きられなかった人々を考えてみてください。
生きているだけで幸せなんですよ。
その人たちの分まで生きてください。