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口が勝手に喋る

 家で親とイジメの話になった。議論した。嫌なこと思い出した。痴漢のことも思い出して泣いた。
泣いたのか、泣かせたのか。


平気だと思っていたのに口に出しても大丈夫だと思ったのに。
今も泣きそう。


痴漢にあったら訴えろと言うけれど。
周りが私に対する冷たさを知っているから。
だから「訴えろ」という言葉が自分を刺してる。責めているように感じてしまう。

親は結局他人なのだ。
私を無意識に傷つける。逆も然り。

当時のあれすれば良かったと言われる行動は私をどっちにしても傷つける。
過去のことは清算できないから今を生きろというけど。無理なことだと思う。
過去があって今の私がいるのだから。
過去がなかったら私という人格はいなかった。バラバラで不安定になったりしなかった。

どんなに演技したって記憶を受け継いたからって本来の人格は。私は。



それでもあの親は、私のこの訴えを思い込みと説き伏せるだろう。
私の本気の話なんて全部否定ばかりなのだから。








 
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ねむいのさ。



昨日は、豪雨だと思えば今日は、鬱陶しいくらい晴れている。

天気が不安定すぎてこっちまで不安定になりそうだよ。


そうなると、色々と人生が嫌になってるよな。飽き飽きしてる?辟易してる?
めんどくさいだよ。


イイコブリッコしてる自分にすげー吐き気!
仕事いややだなぁ

無気力と無意味。

 

彼はいつも「無意味なことをしている」と言っていた。

私が高校生の時に出会った自分の中の人格なので『彼』という三人称を使うのはおかしな話だけれども。

彼は男の子であることを自称したのだ。



彼と出会った頃は今より感情表現が豊かだったと思う。
ちょっと危険な考え方をしていた。詳しいことは分からないが、他人を憎んでいた。
けれど、彼はある少女と出会い、変わった。


人形のようで空っぽな少女を見ている内に彼は変わっていった。

それから彼は『無気力』になった。
すべて無意味で無駄なこと。彼は私をそう思っている。
少女の隣で。


私からみた彼の姿で思い出した一部の記憶である。
私には今、ここで息をしていることでさえ、無意味で無駄だと思うと苦しくて仕方ない。

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