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窓を開ける。

今日は雨もちらちらっと降ったりしましたが、おおむね晴れのいい天気。
職場に行ったら、先に来ていた早番の職員が窓を開けていました。

一昨年までは朝、職場に入るとまず窓を開けて、空気の入れ替えをするのが日課でした。
多少寒くても一晩滞った空気を入れ替えると気持ちがしゃっきりしたものです。
でも、昨年一年はその日課が一変しました。
特に4月、5月はまったく窓を開けることができませんでした。
原発事故で呼吸するのさえ怖かった日々。
外に出る子供にはマスクを必ずさせて、洗濯物は室内干し。
昨年1年布団も外に干せませんでした。
7月8月の猛暑の中、窓の解放実験を行って、放射能の数値を計測して時間を決めてでも空気を入れ替えるとやっぱり、ぜんぜん空気の色が違って感じたものです。

あれから1年。
もう窓を思いっきり開けることに抵抗が無い、と言ったらうそになります。
でも、暖かい春の空気を感じることと、放射能のことを考えて窓を閉め切ること。
どちらが心と体にいいかと言ったら間違いなく窓を開ける事でしょう。

念の為窓を開けて1時間後、放射線量を計測しました。
0.14マイクロシーベルト/h
普通の室内が0.12〜0.13ですから、少しは高くなったのかも。
でも
「あ〜、暑い!!」「アイス食べたい!」
と言う子供達の前で、窓を閉めたくはなかったです。



そろそろ桜のつぼみも本格的に膨らんできました。
明日には田村市の桜も咲き始めるかもしれません。
それを窓を開けて見れたらいいなと思います。
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