スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

福島の希望 DASH村

またひとつ、明雄さんに教えられました。 あきらめない心 城島茂
絶対に取り戻す!! 山口達也
絶対に諦めない 国分太一
次のステップを目指して 松岡昌弘
よし! やるかっっ!!
それしかねー!! それでいいー!! 長瀬智也

私が震災から暫くしてネットで見つけて泣いた動画で見たTOKIOの皆さんのメッセージです。


私は震災の日は3月11日、慰霊祭に参加していました。
だから、殆どテレビを見ていませんでした。
その日は殆どのテレビが震災の特集をやっていたようです。
ただ、友人曰く
「殆ど見る価値無かったね。8割は無責任な事を言ったりとかばっかで」
で、その残り2割の一つだと言ってくれたのが「ザ!鉄腕!DASH!!」の3月11日 特別版、震災特集でした。
私も、これだけはどうしても見たかったので、妹に録画を頼んで貰いました。
そして、何度も、何度も見ました。
最初に通して見た時には泣いてしまったくらいでした。
他のテレビと違い、誇張するでなく、感情に訴えるではなく、ありののままの福島の今を伝えてくれたのでしたから。


私がDASH村の番組が大好きであるのは何度も書いてることですが、DASH村の現状は福島でも一二を争うくらいの厳しいものです。
DASH村と、DASH村のある浪江町は計画的避難区域ということになっていますが、風向きの関係で本当に最悪の流れで最悪に濃い放射性物質が流れて下手な警戒区域より放射線数値が高くなっています。
震災当初騒がれた飯館村よりもよっぽど高く、新しい避難区分ではDASH村、そしてその近辺の津島地区は殆どが帰還困難区域、良くて居住制限区域になると言われています。
先日警戒区域が解除された南相馬。DASH村の特番で紹介されていた女性の住む小高区は一部が避難困難区域になっている筈です。居住制限区域もあるでしょうけど、今も簡単には戻れないエリアです。
帰還困難区域になると許可なく戻ることはできない上に、バリケードで侵入が禁止されるようになる見込みとか。
番組中でもありましたが故郷を追われ、竟の住処を奪われ多くの方達が今も仮設住宅での生活を余儀なくされています。
若い方は新しい土地で頑張ることもできるかもしれませんが、田舎で多くを占めていたご老人の方達は仮設住宅でやることもなく、ただ過ごす毎日。しかも、日常空間でも放射線量はかなり高くて生活に不安も残ります。
でも、福島で生きると決めた以上数値が高くてもそこが生活の場、放射能と共存していかなくてはならないのです。
この特番は福島の今、被災地の今、被災者の今を正しく伝えてくれました。
それが本当に嬉しかったです。

また、この番組内ではDASH村を中心として本当に汚染の酷い地域を蘇らせるための様々な取り組みや調査もなされています。汚染物処理実験や警戒区域の除染の試みなど。
もうどんなテレビ局でもほとんどやらなくなった福島の情報を伝えてもくれています。
私はDASH村が福島に合って本当に良かったと思います。
もし、DASH村が無かったら、福島の本当の意味での苦しみを伝えてくれる番組は無かったと思うからです。
TOKIOやスタッフをはじめとする皆さんはもうほとんど福島県民だと、同じ仲間だと思えるほどに。

DASH村は先にも書きましたがおそらく近いうちに帰還困難区域になります。
でも、だからこそDASH村が復興した時は福島が本当に復興した時だと思います。
福島へのヒントを探る為の取材であったチェルノブイリの方が、福島も絶対復興できる、大丈夫だと言って下さっていました。その言葉を信じて、私達は私達にできることをしていくべきなのだと思います。

続きを読む
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2012年04月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
アーカイブ